Krispy Kremeがキャンピング用に特製ドーナツを期間限定で販売している。キャンプファイヤにお勧めのドーナツは、蜜蜂、S’MORE、虫の3種。
蜜蜂ドーナツはリングドーナツに黄色のアイシングをして、その上に飛んでいる蜜蜂をチョコレートと砂糖で描いたもの。これは可愛らしい。
S’MOREとは、キャンプファイアなどでよく食べられる、マシュマロを焼いてチョコレートと一緒にクラッカーでサンドイッチにしたもの。
それをイメージして、穴の空いていないドーナツの中にマシュマロクリームを詰め、上半分にミルクチョコレートをコーティングし、その上に砕いたクラッカーとチョコレートチップをまぶし、さらに白いアイシングを細い線状にかけた。これは見た目にも美味しそうだ。高級デザートのようだ。
問題は虫のドーナツ。虫と言っても昆虫ではなく、ミミズなどの類の「ワーム」だ。このドーナツの正式名称は「オレオ・ダート・ケーキ・ドーナツ」。正式名称には出てこない虫がドーナツにいる。
穴の空いていないドーナツをベースに、中に砕いたクッキーとクリームを混ぜて詰め、上半分にミルクチョコレートをコーティングし、クッキーの「オレオ」を砕いて泥に見立ててドーナツにまぶし(本物の泥のようだ)、グミの虫をドーナツの真ん中から這い出させたもの。こっ、これは衝撃的だ。
グミの虫(Gummy Worm)はスーパーなどでもよく売っているので、アメリカ人は驚かないどころか、子供たちには人気の駄菓子だ。
この美的感覚は実にアメリカらしい。