「やる気スイッチ」というのは感覚的なだけではなく、脳の中に本当に存在するらしい。これをスマホでON/OFFできるかもしれない。
CES 2015にも出展した「Thync」は、こめかみの部分に装着する白い三角形のモジュールと、肌に触れる部分の黒いストリップと、iOS用のアプリで構成されるウエアラブルシステム。

「Calm」と「Energy」の2つのモードから選べる。「Calm」にするとリラックスさせる信号を、「Energy」にすると活性化させる信号を脳に送ることができる。
たとえばリラックスするためにマッサージを受け、活性化させるために運動をする。それと同じようなことがThyncを使えばもっと手軽にできそうだ。
難点としては、モジュールをこめかみ部分に装着した姿が異様なので、人前に出るのがはばかられることだ。これは個室で使用した方がいい。
6月2日に事前注文の受付を開始した。一般販売は10月を予定している。価格は1セット299ドル。
とあるサイトに「やる気スイッチをONにする5つの方法」というのが掲載されていたが、もう1つ追加してもよさそうだ。