商品サンプルが無料でもらえるというが

日用品などの商品サンプルが無料でもらえるというので申し込んでみたら、大変な目に遭った。

とあるニュースサイトで推奨記事と同じ並びに「商品サンプルが無料」との「記事」が出ていたので、面白そうな新サービスではないかと思いクリックしてみた。

日用品などの商品サンプルがタダでもらえるGetItFreeというサイトに飛んだ。洗剤、シャンプー、台所用品などがもらえるようだ。タダほど安いものはない、と早速申し込んでみることにした。

最初に氏名と住所入力する。送付先を教えないことには送ってもらえないのは当然だ。

次にメールアドレスを入力する。これも何かのときには連絡をくれるのだろうから必要だろう。

次は性別。その次は生年月日。そして電話番号。無料で商品をもらうためには、このくらいの個人情報の提供はやむを得ない。

ひととおり個人情報の入力が終わると、最適な商品サンプルを選定するために、アンケートに答えてほしいという。たしかに、興味のある商品のサンプルをもらえた方がいい。アンケートをスタートした。

全部で12問あるという。最初の質問は、最年少の子供の年齢。ちなみにアメリカ人の54%は子供がいる、というどうでもいいような情報も載っている。

これに答えると次の質問が出る。加入している健康保険の種類、薬が割引になるカードを希望するか、家族の中に糖尿病にかかっている人がいるか、クレジットカードの負債額、クレジットスコア、無料のサンプルがほしいか、市場アンケート調査に興味があるか、持ち家か賃貸か、オンラインショッピングをするか、いくら稼いでいるか、料理をするか、無料のレシピを希望するか、車を持っているか、簡単なアンケートで現金がもらえる調査に参加するか。

途中で「ボーナスアンケート」という余計な質問も入っていたので、結局15問もあり、結構疲れた。

やっと最後の質問が終了すると、あなたの無料サンプルはこれです、と言っているような画面の中に、「サンプルをゲットする」というボタンが現れたので、やっともらえる、と喜び勇んでクリック。

サンプル申込みの確認ページらしき画面に到達。入力した個人情報が正しいかどうかを確認し、ニュースレターを購読するか、提供条件に同意するか、郵便・電話・メールで連絡することに同意するかを選んで、「送信」ボタンを押す。

すると、どのサンプルを受け取る資格があるかをチェックするために、以下の質問に答えるように、と健康状態に関する質問が5問。

それが終わると、今度は今使っている薬に関する質問が5問。これが最後の質問だとあったので、頑張って回答した。

すると、無料のボーナスオファーがあるので以下の中から好きなだけ選びなさいとある。10件くらいのボーナスオファーがあり、それぞれについて「はい」か「いいえ」を選ぶ。最後に「送信」ボタンを押せば、「はい」を選択したオファーの関係者と個人情報をシェアすることに同意することになるとの説明があったので、全部「いいえ」にして「送信」。