Appleの決算は好調、株価は急落

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Appleが第3四半期(4-6月)の決算を発表した。増収増益で好調に見えるが、株価は急落。

いくら好調でも、アナリスト予想よりも悪ければ失望を買って株価が下がる。常に市場の期待に応えることが求められている。

同四半期の売上高は前年同期比32.5%増の496億ドル、純利益は同37.8%増の107億ドル。

今回、市場が失望したのは、4-6月期のiPhoneの販売台数が4,753万台で、アナリスト予想の4,900万台に届かなかったことや、7-9月期の売上高見通しが490-510億ドルで、アナリスト予想平均の511億ドルに届かなかったことなどがある。

Apple Watchの販売台数についても200万台程度を予想したアナリストが多いようだが、AppleはWatchの販売台数を明らかにしなかったので、予想が当たったのかどうかは定かではない。

AppleはiPhoneやiPadなどの販売台数は発表しているが、Watchは「その他」の項目に含めていて、正確な販売台数を公表していない。

Appleの第3四半期決算発表文書より
Appleの製品別販売台数(第3四半期決算発表資料より)

「その他」の項目にはWatchの他に、Apple TV、Beats Electronics、iPod、アクセサリーが含まれる。この「その他」はこれまでずっと減少傾向を辿ってきたが、同四半期で初めて増加した。それも前年同期比49.5%増となる26億ドル。

すなわち、Watchのおかげでこれまでの「その他」の減少傾向を食い止めるどころか、大幅な増加に転じることができたと想定できる。その増加分はざっと10億ドル。Watchの平均販売価格を500ドルとすると、販売台数は200万台となる。

アナリスト予想はいい線いってるようだ。