T-Mobileが顧客数で第3位に


T-Mobileが顧客数でSprintを抜いて第3位の座を確保した。

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Sprintが8月4日、4-6月期の決算を発表した。顧客数は67.5万件の純増で5,766.8万件となった。

T-Mobileが7月30日に発表した第2四半期決算では、顧客数が207.2万件の純増で5,890.8万件だった。

T-Mobileのジョン・レジャーCEOが「年内にSprintを抜いて第3位になる」と「予言」したのが2014年8月のこと。それから1年もかかってしまったが、とうとうそれが実現した。

「予言」があってからというもの、四半期ごとに「今度こそ」が繰り返され、市場も固唾を飲んで見守る状態が続いていたが、Sprintが粘りを見せたこともあって、なかなか実現しなかった。

T-Mobileは「Sprintの顧客のカウントの仕方が違うだけで、事実上第3位」と宣言していたし、Sprintは「順位なんて関係ない、ネットワークの改善と顧客対応の向上に努めるのみ」とも語っていた。

最近は市場関係者もあまり話題にしなくなっていたので、もうみんな関心はなくなってしまったのかとも思われたが、今回の四半期決算発表を受けて、またこれがホットな話題になっている。

WSJWashington PostRecodeThe VergeFierceWirelessなど多数のメディアがこの話題を取り上げている。やはりまだみんな関心があったようだ。