Apple Musicの利用者は思ったより少ない


Apple Musicを利用しているのは、iOSユーザの10人に1人という調査結果が発表された。

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MusicWatchが13才以上の米国のiOSユーザ5,000人を対象に調査したところによると、Apple Musicを知っているという人は77%で、現在使っているという人は11%。

Apple Musicを使ったことのあるユーザのうち、48%の人が今は使っていない。(ということは、知っているが使ったことのないユーザも相当いるようだ。)

競合のSpotifyのプレミアム(有料)サービス利用者のうち、Apple Musicも使っているという人は28%、広告付の無料サービス利用者でApple Musicも使っているという人は11%。

Pandoraサービスのユーザで、今はApple Musicを使っているという人は6%と極めて少ない。

Apple Musicはまだ無料のトライアル期間だが、トライアル期間が過ぎて有料になっても使いたいという人は68%いるというが、一方、iTunesのアカウントでApple Musicの自動更新をオフにした人は61%という、やや一貫性のない結果も出ている。

今のところ感触としては、Apple Musicの利用者は思ったより少ない。そして競合サービスはApple Musicの影響をそれほど受けていない。

9月一杯でApple Musicのトライアル期間が切れる人は多いだろうから、10月以降の動向が注目される。