録画すべきかどうかを判断するホームセキュリティカメラ

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録画すべきかどうかを学習・判断するスマートなホームセキュリティカメラが登場した。

空き巣などの防犯対策としてセキュリティカメラを設置する家庭が増えているが、プライバシーとの兼ね合いが問題だ。

家族といえどもプライバシーは守る必要がある。見知らぬ人が侵入したときだけ録画したい。異常があったときだけ録画したい。

TechCrunchが紹介する「Butterfleye」は、そんな要求に応えるホームセキュリティカメラだ。

たとえば家に誰かが入ってきたときに、この家の住人かどうかをカメラが判断して、住人でないときだけ録画する。

ペットのワンちゃんが家の中をうろうろしたりゴロゴロしたりしているのは普段の姿だから録画せず、吠えたり家具を倒したり、何か異常な行動をとったときだけ録画する。

そんな判断がカメラにできるのかと思うが、Butterfleyeならできるそうだ。そしてそれがGoogleのDropcam/Nest Camなどの競合製品と違うところだという。

そのような判断を可能にするために、画像アルゴリズム分析、音声分析、特許出願中の「Activity Based Recording(行動解析録画)」技術、顔認識、ペット・人間認識技術、学習アルゴリズムなど、多彩な最新技術を駆使している。

ところで、このButterfleyeは現在、クラウドファンディングのIndiegogoで資金調達中だ。支援者になると1台199ドル(市販価格は249ドル)で入手できる。目標10万ドルのところ、執筆時点(8月26日)の開始1日目で既に35万ドルを超えている。

IndiegogoのButterfleyeプロジェクトページより
IndiegogoのButterfleyeプロジェクトページより

人気は上々のようだが、支援者の数は現時点で約232人。1人あたり1,500ドルも支援している計算になる。そんなことがあるのか。

支援の内容をよく見てみると、199ドルで1台もらえる枠が159人、385ドルで2台もらえる枠が24人、540ドルで3台もらえる枠が31人、他に15ドルの支援者が12人といったところ。

単純に合計すると支援者は226人で金額は6万ドルにも満たない。別途6人の支援者で30万ドル近い金額が上積みされていることになる。

どうしてこんなことになっているのか不明だが、そんな支援者がいるならクラウドファンディングで資金調達する必要もないのではないか。