T-Mobileが超過料金撲滅運動で25万署名を達成したので、いよいよ強行措置に打って出る。

携帯の料金プランは、データの上限を超えたら馬鹿高い超過料金を取るというのが通信業界の慣行だ。
T-Mobileは2014年4月にこれを廃止し、上限を超えたら速度を遅くするようにした。他のキャリアにも超過料金を取るのは止めようよと呼びかけた。
ところが他社からは特に反応がなく、追随して超過料金を廃止するような動きも見られず、完全に無視されているような状態。
T-MobileはChange.orgで署名を集め、25万件集まったら、他社が絶対見逃しようのない方法でメッセージを送ると言っていた。
今回それが集まったので、さてどんな方法でメッセージを送りつけようかと思案中。T-Mobileのプロジェクトチームが3つの候補を考え出した。
- スカイライン占拠作戦
空を背景にしてビルが立ち並ぶ姿は美しい。その光景の一角をT-Mobileが占拠してしまおうというもの。AT&T、Verizon、Sprintの本拠地の目立つビルの一面にメッセージと署名者の名前を掲げる。 - スカイライティング作戦
飛行機雲で空にメッセージを書くというもの。場所は各社の本社ビルの上空。一部始終をビデオに撮って残す。なんならT-Mobileのジョン・レジャーCEOがその飛行機に乗ってもいいそうだ。 - 超過料金カウンター作戦
刻一刻と増え続けている超過料金収入を表示する巨大なカウンターを、各社の本拠地のある街の中心部に設置する。
どれがいいか、Twitterで投票するよう呼びかけている。
今回限りでなく、今後もいろいろとメッセージを送る必要があるだろうから、カウンター作戦がいいだろう。
巨大なデジタルサイネージをあちらこちらに設置して、常にいろいろなメッセージを送り続ければいいのではないか。