SprintのMNVOのFreedomPopから「WiMAXサービスが11月6日で終了する」との通知が来た。
そう言えば、FreedomPopのポケットWi-Fiルータを持っていたのだと思い出した。SprintのWiMAXも11月で終了することを思い出した。
このWi-Fiルータはしばらく使っていなかった。使いたくても使えなかったので、その存在を忘れてしまっていた。
そもそも最初はこれを使うつもりはなかった。ことの発端は、2012年5月にインターネットが無料で使えてホットスポットにもなるiPhone 4/4S用のケースをFreedomPopが発表したこと。
これはいいと思って申し込んだのだが、それから1年以上待っても送られて来なかった。どうしたのかとカスタマーサービスに問い合わせたら、まだFCCの端末認定が取得できていないとのこと。
取得の見通しも立っていないので、その代わりにこれを送る、と言って送られてきたのが、このポケットWi-Fiルータだ。
これはLTEに対応していると思っていたら、送られてきたものはWiMAXしか使えないタイプだった。最初のうちはサンフランシスコのダウンタウンに住んでいたので使えたこともあったが、常時使えるわけではなかった。
そのうちだんだんと使えないことが多くなってきた。WiMAXの電波が届くところがただでさえ限られているのに、さらに徐々に減っているような感じだった。
2013年10月にサンフランシスコの郊外に引っ越してからは全然使えなくなってしまった。それ以来存在をすっかり忘れてしまっていた。
WiMAXが終了するとの通知と一緒に、LTE対応モデルに無料でアップグレードできるとのキャンペーンの案内も来ていた。
このLTE対応ルータはFreedom Spot 803s 3G/4G Hotspotという機種で、通常は129.99ドルすると表示されていたが、ネットで調べると45ドルくらいで買えるもののようだった。
今回はキャンペーンなので本体は無料、送料も無料。ただしアップグレード代が39.99ドルかかるという。完全無料ではなかったが、それでも多少お得感があったので、アップグレードを申し込んでみることにした。
SprintのLTEがどんなものか、試してみることにする。