不動産検索で一番使われているアプリは

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家探しにZillowというアプリを使っているが、米国ではこれが一番よく使われているアプリらしい。

BuildZoomが伝えるところによると、不動産の物件探しに一番よく使われているのはZillowで、第2位の座をTruliaRealtor.comが争っている状況だそうだ。

ZillowとTruliaは同じZillowグループなので、結局はZillowグループが圧倒的な支配力を持っていることになる。

一方のRealtor.comは2014年11月にルパート・マードック氏率いるNews Corpの傘下に入ったことから、Realtor.comの利用者が着実に増え、今やTruliaを抜いて第2位になっている。

さらにこの種の情報の元ネタとなるMLS(Multiple Listing Service)という物件情報サイトが全米に800以上あるが、そのほぼすべてを押さえているListHubというアグリゲータもNews Corpの傘下に入ったことから、情報量では今後はRealtor.comが有利との見方もされている。

ところで、Zillowのアプリはなかなか使いやすい。探したい地域の地図を開くと、売りに出ている物件の場所が赤丸で示され、地図を拡大するとおよその価格が表示される。価格の部分をタップすると詳細情報が確認できるという仕組みになっている。

Zillowアプリより
Zillowアプリより

売買物件だけでなく賃貸物件も表示させることができる。さらに、現在売りに出されている物件だけでなく、売りに出ていない物件の市場価格を見ることもできる。

売りに出ていない物件の市場価格は黒色の点と数字でわかる(Zillowアプリより)
売りに出ていない物件の市場価格は黒色の点と数字でわかる(Zillowアプリより)

散歩の途中で素敵な家を見つけて、いくらぐらいの家なのだろうと思ったときは、Zillowを開けば価格を知ることができる。

なお、不動屋さんに聞いたところ、Zillowなどで表示されている売却価格は、あくまでも参考価格で、このとおりの価格で成約に至ることはまずないそうだ。

日本の感覚では、表示価格に対して、買い手が「もう少し負けてくれないか」と頼んで、交渉が始まって、表示価格よりも少し安めの価格で成約に至るということがあるのではないかと思われる。

ところが米国ではその逆だ。買い手が表示価格で買うと言っても売ってくれない。表示価格に対していくら上乗せできるかを提示することが求められる。その提示額を見て、売り手が「売ってやってもいい」買い手を決めるという、完全な売り手市場だ。

その結果、表示価格よりも10%から20%、場合によってはそれ以上高くなることもざらにあるという。

米国の住宅市場は異常だ。