ライドシェアリング型交通サービスを提供するUberが高級車バージョンの「UberSELECT」を開始した。これまでトロントやシアトルなどで提供していたのを、サンフランシスコにも拡大したもの。
車種のグレードはUberBLACKとuberXの中間で、黒塗りのハイヤーほど高級ではないが普通乗用車よりは少し贅沢な気分が味わえる。具体的にはBMW 3シリーズ、アウディA4、メルセデス・ベンツCクラスといった車種になるが、予約の際に車種まで選ぶことはできない。

料金もUberBLACKとuberXの中間に設定されている。高級車がよければBLACKでいいだろうにとも思うが、乗用車の高級バージョンに乗りたいという人もいるかもしれないので、そのような要求に応えられるに越したことはない。
もしかしたら、高級車なのだからもっと料金や報酬を高くしてほしいとのドライバー側の要求もあったのかもしれない。
また、サンフランシスコにはないが都市によってはさらに高級なUberLUXというサービスもあるから紛らわしい。最高級車に乗りたいとの要求にも応えられるに越したことはない。
おかげでUberのメニューはこんなに豊富になり、複雑になった。
(Uberのホームページより)
今はVerizonでさえも料金プランはS、M、L、XLの4種類だ。Uberももっと簡素化してはどうか。もっとも以前のVerizonの料金プランの複雑さはこんなものではなかったが。