Sprintがネットワークの高速化を祝う


Sprintが高速LTEネットワークを開通し、ネットワークの速度テストで4社中トップとの結果が出た。これを祝って、50%割引きのプロモーションを実施する。

Sprintのホームページより
Sprintのホームページより

Sprintは11月17日、高速LTEネットワーク「LTE Plus」の運用を77都市で開始した。キャリアアグリゲーションとビームフォーミングというLTE Advanced技術を採用している。

この効果が各種の速度テストで出始めているらしい。Nielsen、OpenSignal、RootMetricsなどのネットワーク品質調査で、Sprintが4社中最速との結果が出たそうだ。

これを祝って、SprintはVerizon、AT&T、T-Mobileから乗り換えた顧客に対し、各キャリアの料金の半額で提供するという期間限定プロモーションを11月20日から実施する。プロモーションは2016年1月7日までで、割引の適用は2018年1月8日まで行う。

77都市の中にはサンフランシスコやサウスベイ(シリコンバレー)が含まれている。我が家のあるのはサンフランシスコとシリコンバレーの中間だ。もしかしたら、カバレッジに入っているかも。

FreedomPopのポケットWi-Fiルータを使って、iPhone 6をWi-Fiでつないで速度を測ってみた。このルータは普段めったに使うことがないが、やっと日の目を見た。

ところが結果は、下りが4.61Mbps、上りが0.97Mbpsと、あまり良くない。同じ場所でT-MobileのLTEに切り替えて測ってみたら、下りが18.71Mbps、上りが1.78Mbps。T-Mobileもあまりいいとは言えない(特に上りがひどい)が、Sprintはひどすぎる。

左がT-MobileのLTE経由、右がFreedomPop(Sprint)のルータ経由
左がT-MobileのLTE経由、右がFreedomPop(Sprint)のルータ経由

まだ我が家の周辺にはSprintのLTE(高速LTEまでは期待しないものの)は来ていないのか、それともルータが悪いのか。

ますますルータを使う気がしなくなった。