T-Mobileは1月21日のVerizonの決算発表を肴に酒呑みゲームをして、よほど楽しかったと見え、1月26日のAT&Tの決算発表でもまたやろうと言い出した。
ゲームのルールはこうだ。AT&Tが決算発表の電話会議の中で、以下のことをやったら、その都度1杯酒を呑む。

- 「利益ある成長(profitable growth)」と言う。
- 「モノのインターネット(internet of things)と言う。
- 「バンドル」 (実は「ぶんどる」)サービスのことに触れる(DirecTVを買収したことだし)。
以下のことをやったら、その都度2杯酒を呑む。
- (メキシコの事業展開が捗々しくないことから話をそらすために)ナーバスにメキシコ/ドナルド・トランプ氏のジョークを言う。
- コネクテッドデバイスやタブレットを前面に出してスマホ純減のことを隠す。
- 「プロジェクト・アジャイル」(AT&T版「カイゼン」運動)のことに触れる。
また、以下のことをやったら、その都度3杯酒を呑む。
- プレッシャーに対処できないと認め、ワイヤレス事業から完全撤退する(現状のようなスローな撤退ではなく)。
- 顧客のことを「経済単位」ではなく「人々」と呼ぶ。
- 決算報告の電話会議の場にランドールCEOが自ら姿を見せる。
さらに、以下のことは絶対認めるわけがないが、もし認めたらゲーム終了。
- ロゴは実はスターウオーズのデス・スターだ。
- 良心が芽生えてデータ超過料金をやめる。
- リリー(AT&TのCMに出てくるショップの店員さん)をCEOに格上げする(大抜擢)。
果たして結果や如何に。T-Mobileのジョン・レジャーCEOのTwitterによると、開始6分で「モノのインターネット」が出たそうだ。 最終結果は不明だが、とにかく退屈だったらしい。
T-Mobile の決算発表で、「アンキャリア」と言うと1杯酒を呑むことにすると、昼食をずいぶん早めないといけなくなるかもしれない、とForbesが忠告している。