機内Wi-FiでAAとGogoが訴訟沙汰に


機内Wi-Fiのサービス品質をめぐり、アメリカン航空(AA)と機内インターネットサービスプロバイダのGogoが訴訟沙汰になっている。

Fortuneなどによると、AAはGogoの機内Wi-Fiの品質が悪い(速度が遅く、信頼性が低い)として契約解除を求める訴訟を2月12日に起こした。

その後Gogoが代替案を提案することとなり、AAは2月22日に一旦訴訟を取り下げた。とはいえ、サービスの品質で訴訟沙汰とは穏やかでない。

AAはGogoのライバル社「ViaSat」から、もっと安くて品質の良いサービスの提案を受けていたことから、このままGogoがサービスを改善しないなら他社に乗り換えると、最後通牒を突きつけたものだ。

AAとの契約は200機の航空機に影響が及び、Gogoの収入の15%を占める。これがなくなるとGogoにとっては大打撃だ。Gogoは現在計画中の衛星を使った「2Ku」サービスを提案する模様だ。

機内Wi-Fiは高くて品質が悪いというのは仕方のないことと思っていたが、もっと安くて高品質のサービスがあったのか。

デルタ航空も是非追見直してほしい。

デルタの機内Wi-FIメニュー
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