夏時間の開始で残念なこと


3月13日から夏時間になったが、夏時間の開始に伴って残念なことがある。

ミシガン州ノースビルにて

夏時間の開始時には時計を1時間進める必要がある。日曜日の午前2時が3時になる。毎朝7時に起きる人は、実質的に6時に起きなければいけなくなる。

家電製品などの時刻の修正も面倒だ。最近は自動的に修正されるものも増えているが、マニュアルで修正しないといけない機器もまだあり、結構な手間となる。

これだけ手間をかけて夏時間を導入する意味があるのかという議論は以前からある。そろそろやめるべき時が来ているとの主張も以前からある。

夏時間開始時のデメリットは時刻修正の手間だけではない。The Vergeによれば、夏時間の開始で寝不足になる人が増えて、職場の生産性が落ちたり事故が増えたりする傾向があるという調査結果もあるようだ。

Exxonの石油流出事故やチェルノブイリの原発事故なども夏時間による寝不足が引き起こした可能性もあるようだ。

もし本当にそういう傾向があるなら、夏時間の廃止を本気になって考えた方がいい。

それからもう一つ、最近残念に思うことがある、以前はKrispy Kremeが夏時間を祝ってドーナツを1個無料でサービスをしていたが、最近それがなくなった。

だんだんと夏時間が祝うべき対象でなくなっているのかもしれない。