とあるWebサイトを開いたらSprintのバナー広告が入っていたので、クリックして詳細を見たら、まったく的外れの内容だった。
その内容は、Sprintに乗り換えるとそれまで使っていたキャリアのプランと同内容で料金を半額にするというプロモーションなのだが、対象者が限定されており、連邦政府職員向けになっていた。

別のときにクリックすると対象者が変わっており、学校の先生や教育関係者向けの同内容のプロモーションが表示された。
また別のときは、医療関係者向けの同内容のプロモーションだった。
または地方公務員向けのときも。
さらに米軍関係者向けのときもあった。
これだけあればどれか自分に当てはまるものが出てきても良さそうなものだが、どれも当てはまるものがない。
最近は行動ターゲティング広告なるものが発達しており、閲覧履歴や購買履歴などから閲覧者に当てはまりそうな広告を表示させることはお茶の子さいさいだろうが、このSprintの広告に関しては、見事なまでにターゲットが合っていない。
合っていないどころかわざと違うものを出してきているようにさえ見える。「間違い当て」クイズ」や「正解を引くとドボン」になるクイズのようにも見える。「わざと的を外す」という新手の手法か。そんな広告を打つ意味がわからない。
ところで、Sprintは同内容の「半額」プロモーションを、特定の職業に就いていなくても誰にでも提供している。
ますますSprintの真意がわからなくなった。