10月9日のエントリーで、調査報道専門サイトとして注目されるProPublicaの編集主幹Paul Steiger氏の年棒が57万ドルということに、草の根ジャーナリズムの提唱者ともいうべきダン・ギルモア氏が<NPO報道機関なのにとんでもない話だ>と噛み付いた話をご紹介しましたが、3日にスタートしたばかりのTexas Tribune(TRIB)も、なかなかの好待遇のようです。

これはProPublicaのように米国税庁への提出資料から明らかになったものでなく、TRIBの本拠地オースチンのAustin ChronicleがTRIBを論評する記事の中で書いたものですが、CEOで編集主幹のEvan Smith氏が31万5千ドル、編集長が16万5千ドル、テクノロジーディレクターが12万ドルなどで、記者では以前在籍した新聞社でピュリッツアー賞企画に2回関わったというThevenot氏が9万ドルということです。

以前、書きましたが米国の新聞記者のサラリーは意外と低く、とくにローカル紙ではそうですから、この待遇はローカルでかつNPO報道機関のものとしてはかなり破格に見えます。いくつかのNPO報道機関はすでに資金難で消えていますが、TRIBの場合はスタッフ16人に対し、すでに360万ドルを集めているので、少なくとも2年は大丈夫とのことですが・・・・