その昔、夜討ち/朝駆け、体力勝負の日々の狭間の休日。朝駆け時刻よりも早く車を運転して目指したのは遠くのゴルフ場でした。一日歩いた後はお腹を満たして帰路はお定まりの渋滞高速道路。
睡眠不足に疲れとお腹に血液が集まっているせいで、渋滞の中でついウトウト。危うく追突しそうに! そんな経験が何度かありました。
当時の居眠り運転防止の対策といえば、ハッカ入りのガムを噛んだり、窓全開で風を入れたり、カーラジオの音量を上げたり−––
が、昨日のNHKテレビによると、パナソニックが、ドライバーの眠気を予測し、眠気を抑制するシステムを開発し、10月に試作機を出すそうです。今、流行りのAI(人工知能)を活用したものとか。

しかし、映像を見る限り、なんだか大げさで、取り付けには費用もだいぶかかりそう。そこで思い出したのが、ただいま資金集めサイトKickStarterで、目標額の5倍も集めて注目されている米国の<Steer>という同趣旨のデバイスです。
これはパナソニックのものと違い、運転席周りにカメラを組み込んだり、ディスプレー表示などの必要はありません。こんな風に、自分の腕に装着するだけです。

本体のサイズは、縦6.5cm×横4.1cm×厚さ1cm。KickStarterに載っている説明によると、これには16個のウソ発見器に使われるような高感度センサーが組み込まれているそうです。
まず、装着した時に1分あたりの心拍数、皮膚表面の電気皮膚反応のレベルを記録します。その後は、2秒毎にチェックが入り、心拍数が最初の計測値より10回減ったら、本体が振動し、黄色いランプが点くのだそう。
さらに、心拍数が下がり、電気皮膚反応も下がったら、眠りに入る状態に近づいたと判断され、穏やかな電気ショックを流します。説明では、体に害はなく、逆に神経を活性化するセロトニンなどの分泌が増える一方、睡眠ホルモンのメラトニンが減少したとのことです。これで、お目目、パッチリになるはずってわけです。
あくまでシュミレーションで、医学的根拠は示されていませんが、昔の私同様、瞬間的な居眠り運転でヒヤリとした人が多いのか、KickStarterでは、締め切りまであと3日残した段階で、215人が支援に名乗りを上げ、目標5,000ユーロに対し、25,000ユーロ近くが集まっています。

お値段の方は、199ユーロ(2万5800円)ですが、支援者には割引があります。期限まであと3日。世界中、どこにでも配送するそうです。その時期は今年11月とあります。
ただし、International Business Timesの最近の記事では、「製品が市場でいつ入手できるのか、あるいは、支援者にいつ届くのかは不確かだ」と書いているのが気になりますが。やっぱり、高くついても国産品のパナソニックかな。
ま、間近に迫っているらしい、完全自動運転車の時代になれば、そんな心配はしないで済むわけですが。
2017 年 7 月 31 日 at 11:00 AM
素晴らしい、もっと進化させたい