12月になりました。クリスチャンじゃないけどクリスマスの季節。

この時期、毎年、気にしてるのがおそらく世界でもっとも注目されている英国のデパート、John LewisのクリスマステレビCMです。

テレビCMなのですが、YouTubeにすぐにアップされ、そのアクセス数は毎年毎年2千万から3千万に達するほどの心温まる秀作を連発しているのです。(2007年から始まったJohn Lewisのクリスマス広告の過去の作品全てをTelegraph紙のサイトが収容しています

なにせ、毎年、テレビ放映料を含め10億円ほども掛かっているそうですが、デパートのクリスマスシーズンの売り上げは年間の4分の1にも達するそうですから、力が入るわけです。

で、今年も、11月に中旬にテレビ放映が始まったのがExcitable Edgar(興奮しやすいエドガー)。

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少女と仲良しのチビッコドラゴンのエドガー。イベントのたびに興奮して火を噴いて、イベントを台無しにしてきたけれど、クリスマスの集いに現れたエドガー、全員、ビビってテーブルの下に隠れるんだけど、今度ばかりは・・・・、っていうストーリー。

まあ、例年に比べると感動度は低い感じです。なので、今日現在でまだ900万viewを超えた程度。やや、低調です。

その一方、今年のクリスマスCMで話題になっているのが、英国の衛星放送などを展開するSkyと、それを昨年、買収した米国のメディア企業Comcastの子会社Comcastケーブルが共同制作したクリスマスCMがJohn Lewisと拮抗するぐらいの人気です。

これは、John Lewisの新作を検索していて、このページに遭遇して知ったのですが、なんとあのステーブン・スピルバーグ監督の映画「E.T.」の、”続編”「E.T.Returns」なのです。

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E.T.が自分を助けてくれた少年エリオットに会いに37年ぶりに地球に帰還し、大人になった当時の子役ヘンリー・トーマスの一家と再開、温かな時間を過ごして去っていくというストーリー。

2分バージョン4分18秒バージョンがあるのですが、宣伝臭が無いように見えて、ComcastのサービスブランドのXfinityのロゴ入りタブレットで「これがインターネットだ」と教えたり、音声で作動するテレビリモコンなどの新サービスを紹介したりした後に、「A Holiday Reunion」「Reconnect for the holidays」と、さりげなく両社の放送、通信事業に繋がるフレーズを流しています。

で、この4分18秒バージョンのアクセス数がすでにYouTubeで950万に達しているのです。まあJohn Lewisの作品はあちこちに転載されていて、それぞれ数十万のアクセスがあるので、甲乙つけがたいと思いますが、SkyとXfinityコンビの善戦が際立ちます。

それに加えて、今年は英国のスーパーマーケットSainsbury(セインズベリー)のNicholas the Sweepがいい出来だったように思います。

これは1869年開業から150周年にあたっての作品ということで、本格的なロンドン映像を再現し、街頭でミカンを拾っただけで泥棒呼ばわりされて町を追放された貧しいニコラス少年をセインズベリーの女主人がいたわり、クリスマスに奇跡が起こるという話。

力作だなあと思ったら、やっぱり600万アクセスを超えていました。まあ、日本では、クリスマスだからといって、こういう凝ったCM作品には滅多に出会いませんね。お楽しみください。