Nextcom監修委員会では、2024年度も公益財団法人KDDI財団が実施する著書出版・海外学会等参加助成に、候補者を推薦いたします。KDDI財団に推薦する助成は、以下の2種類です。
1.著書出版助成
*万一、出版期限までに出版することができない等の理由により助成金を返金する場合は、速やかに全額をKDDI財団へ返金してください。
1 |
助成内容 |
情報通信に関する社会科学分野への研究に関する著書出版への助成 |
2 |
助成対象者 |
1.過去5年間に、Nextcom誌の論文欄(公募論文を含む)に執筆された方。
*ただし、海外学会等参加助成報告レポートは含みません。
*直近3年間にKDDI財団が実施する助成プログラムで助成実績のある場合は応募対象外となります。
2.以下の方は対象外です。(基準日は申請日)
① Nextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった方
② 常勤の公務員(研究休職中等を含む)
*ただし、Nextcom監修委員会が認めた場合には、この限りではありません。
③ KDDIグループ関係者
- 〔補足〕
(1)KDDI財団が実施する複数の助成プログラムに対して、同時に申請を行うことはできません。
また、複数の助成プログラムから同時に助成金を受給することもできません。
(2)上記2の助成対象外となる方を、共著者、編者、編著者等とすることはできません。
(3)Nextcom誌に連名で執筆した場合、同一年度に申請できるのは1名のみとします。
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3 |
助成金額 |
1件最大200万円(最大3件/年)※税込 |
4 |
助成条件 |
1.著作物に「公益財団法人KDDI財団の著書出版助成」による出版であることを明記してください。
*ゲラの段階で、①表紙、②奥付、③謝辞のコピーを事務局へ提出し、確認を受けてください。
2.出版期限は、助成申請書[A1]を事務局に提出した翌々年の7月末です。
*ただし、申請者が助成申請書[A1]に記載した「出版予定時期」までに出版してください。
3.出版後2カ月以内に、Nextcom監修委員会を通じてKDDI財団へ報告書[A⑪]および出版物2部を提出してください。
4.助成対象経費は以下のとおりです。
① 直接経費(編集(図表作成費用を含む)、校閲、印刷、製本、用紙代等)
*ただし、初版第1刷を対象とし、その印刷部数は2,000部以下とします。
② 翻訳書に関する版権の取得費
③ 献本購入費および送料(総助成額の30%以内に限る)
- 〔補足〕
(1)印税、間接経費(広告宣伝等)は、助成対象ではありません。
(2)助成対象の出版物に起因した著作権その他の知的財産権侵害が発生した場合は、助成対象者が自ら紛争を解決し、KDDI財団およびNextcom監修委員会(KDDI総合研究所を含む)に一切の負担をかけないものとします。
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5 |
選考・推薦 |
- Nextcom監修委員会において審査・選考し、KDDI財団へ助成候補者を推薦します。
- これを受けて、KDDI財団が助成対象者を正式に決定します。
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6 |
優先分類 |
Nextcom監修委員会は、以下のいずれかに該当するものを、審査にあたって優先することができます。
1.情報通信の制度・政策に関連する単著または共著
*共著における編者(編著)、翻訳書は対象外です。
2.情報通信の制度・政策に関連する研究書であるもの(博士論文を含む)
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7 |
スケジュール |
- ①受付期間 〔書類必着〕
- 5月1日~9月10日
- ②Nextcom監修委員会による審査
- 10月~11月(予定)
- ③KDDI財団への推薦
- 12月中(予定)
- ④KDDI財団からの正式決定通知
- 翌年1月を目途
- ⑤助成対象者から助成受諾書[A⑥]の提出
- ④から速やかに
- ⑥給付
- ゲラの段階で表紙、奥付、謝辞のコピーを事務局が確認後、振込処理を行います。
※4-1参照
- ⑦出版期限
- 助成申請書[A1]を事務局に提出した翌々年の7月末
- ※ただし、申請者が助成申請書[A1]に記載した「出版予定時期」までに出版してください。
- ⑧報告期限
- 著書発行から2カ月以内
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8 |
給付方法 |
以下のいずれかの方法とします。
1.助成の正式決定後、助成受諾書[A⑥]および助成金振込先通知書[A⑦]をご提出いただきます。助成金は、助成対象者の個人口座に一括で振り込まれます。
- *助成金振込先通知書[A⑦]に記載のとおり、専用の口座を開設していただきます。
-
2.助成の正式決定後、助成受諾書[A⑥]および助成金振込先通知書[A⑦]をご提出いただきます。その後、寄附申込書(※各大学が定める様式)をご提出いただきます。助成金は、大学の口座に一括で振り込まれます。
*確認書[A⑧]の提出および大学事務局との調整は助成対象者がご対応ください。
*助成金は全額を出版に充てていただきますようお願いいたします。大学への管理費等は支出することができません。
*万一、出版期限までに出版することができない等の理由により助成金を返金する場合は、速やかに金額をKDDI財団に返金してください。
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9 |
計画変更 |
1.計画を変更する場合は、Nextcom監修委員会を通じて速やかにKDDI財団に通知し、承認を得てください。
2.執筆者(助成対象者)の変更は認められません。
3.出版予定時期の延伸は1回のみ可能です。(最長3カ月)。ただし、出版期限(申請受付の翌々年7月末)までに出版できない場合は助成が取り消されます。
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10 |
その他 |
KDDI財団の事業報告書に実績を掲載します。 |
お問い合わせ先・申請書類送付先
KDDI総合研究所 Nextcom編集部(事務局)
nextcom(アットマーク)kddi.com
*送信の際は上記の(アットマーク)を@に置き換えてください。
2.海外学会等参加助成
1 |
助成内容 |
「情報通信の制度・政策」に関連する社会科学系学会への参加に対する助成
*同一年度内での同一学会(大会)への助成は2件までとし、先着順で審査します。 |
2 |
助成対象者 |
1.その居住国から見て海外となる地での学会に参加する方。もしくは、招聘対象者の居住国から見て海外となる地での学会に当該対象者を招聘しようとする方。
*直近3年間にKDDI財団が実施する助成プログラムで助成実績のある場合は応募対象外となります。
2.以下の方は対象外です。(基準日は助成申請の日)
① Nextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった方
② 常勤の公務員(研究休職中等を含む)
*ただし、Nextcom監修委員会が認めた場合には、この限りではありません。
③ KDDIグループ関係者
3.本件助成受賞者は、同年度および翌年度の申請はできません。(基準日は参加した国際学会の開催日)
〔補足〕
(1)KDDI財団が実施する複数の助成プログラムに対して、同時に申請を行うことはできません。また、複数の助成プログラムから同時に助成金を受給することもできません。 |
3 |
助成金額 |
~日本から海外学会に参加する場合(例)~
- 北米東部、欧州の場合
- 最大40万円
- 北米西部の場合
- 最大35万円
- ハワイの場合
- 最大30万円
- *その他の地域は事務局にお問い合わせください。
*年度総額150万円の範囲内で実施します。
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4 |
助成条件 |
1.帰国後、速やかにNextcom誌へ寄稿(①&②)し、掲載後、速やかに報告(③)してください。
① 参加した学会等に関するレポート(日本語で刷り上がり2ページ(2000文字程度))を、Nextcom誌に掲載いたします。
② レポートには「公益財団法人KDDI財団の海外学会等参加助成」によるものであることを明記してください。
③ Nextcom監修委員会を通じて、KDDI財団へ報告書を提出してください(Nextcom誌の掲載記事を添付)。
2.助成対象の経費は、以下の通りです。
① 渡航費(宿泊費を含む)
② 保険等費用
③ 学会等参加費
3.海外学会等の参加にあたり、ご自身が補償額等の条件に納得している旅行保険等にご自身の責任において加入し、万一(事故等)の際は、KDDI財団およびNextcom監修委員会(KDDI総合研究所を含む)には、民事上その他につき一切波及させないこと等を約束する旨の、同意書を提出してください。
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5 |
選考・推薦 |
- Nextcom監修委員会において審査・選考し、KDDI財団へ助成候補者を推薦します。
- これを受けて、KDDI財団が助成対象者を正式に決定します。
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6 |
優先分類 |
Nextcom監修委員会は、以下のいずれかに該当するものを、審査にあたって優先することができます。
① 参加学会などから採択通知を得ている方
② 若手の研究者
③ 参加を推奨する学会等へ参加する方 *文末参照 |
7 |
スケジュール |
- ①受付時期〔書類必着〕
- 随時受付 *助成総額が上限に達し次第、受付を停止します。
- ②Nextcom監修委員会による審査・推薦
- 受付後1カ月以内を目途
- ③KDDI財団による正式決定通知
- Nextcom監修委員会による推薦を受け、1カ月以内を目処
- ④KDDI財団による振込
- ③から2週間程度
- ⑤報告期限
- ③から1年以内 〔補足〕
参加希望学会の開催3カ月程前までに、余裕を持って申請してください。
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8 |
給付方法 |
助成の正式決定後、助成受諾書[B⑤]および助成金振込先通知書[B⑥]をご提出いただきます。助成金は、助成対象者指定の口座(日本国内の円口座に限る)に一括で振り込まれます。
※寄付として大学へ振り込むこともできますので、事務局にお問い合わせください。
その場合、助成金の全額を海外学会参加に充てていただきますようお願いいたします。大学への管理費等は支出することができません。 |
9 |
計画変更 |
計画変更があった場合は、Nextcom監修委員会を通じて速やかにKDDI財団に通知し、承認を得てください。
参加者として助成を受けた場合、対象となる参加者の変更は認められません(全額返金)。
招聘する者として助成を受けた場合、対象となる学会の変更は原則認められません(全額返金)。 |
10 |
その他 |
KDDI財団の事業報告書に実績を掲載します。 |
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上記6により例示する海外学会等は以下のとおり。
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お問い合わせ先・申請書類送付先
KDDI総合研究所 Nextcom編集部(事務局)
nextcom(アットマーク)kddi.com
*送信の際は上記の(アットマーク)を@に置き換えてください。
3.申請書類一覧
(A)著書出版助成の事務手続・提出書類
◯→必須 △→状況により必須
提出書類(日本語に限る) |
必須 |
備考 |
申請時 |
[A1] |
助成申請書(著書出版助成)(A①~A⑤を含む)
(※記入例) |
◯ |
|
[A①] |
自己推薦書 |
◯ |
|
[A②] |
出版予定原稿 |
◯ |
・出版予定原稿は、完成稿でなくとも可とする。ただし、全体の構成や内容が明確になっていること。
・原稿の一部または全部を自著の論文等を示すことで予定原稿に代えることができる。
・出版予定原稿の基礎となる関連業績があれば提出のこと。
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[A③] |
出版内諾書 |
◯ |
捺印必須
※出版社の見積書があれば併せて提出
|
|
推薦状 |
|
任意(フォーマット自由)* |
[A④] |
編者・共同執筆者であることの承諾書 |
△ |
編者・共同執筆者がいる場合必須(自筆、捺印必須)** |
[A⑤] |
共著論文の使用承諾書 |
△ |
共著論文が含まれている場合必須(自筆、捺印必須)** |
決定後 |
[A⑥] |
助成受諾書(著書出版助成) |
◯ |
自署 |
[A⑦] |
助成金振込先通知書(著書出版助成) |
△ |
個人宛振込の場合(捺印必須) |
[A⑧] |
確認書(著書出版助成) |
△ |
大学宛振込の場合必須(捺印必須) |
|
寄付申込書 |
△ |
大学宛振込の場合。大学指定のフォーマットにて |
[A⑨] |
計画変更届 |
△ |
変更事項がある場合出版前までに連絡必須 |
[A⑩] |
進捗状況報告書 |
◯ |
毎年6月、12月および出版の1カ月前に提出 |
[A⑪] |
報告書(著書出版助成)
(※記入例) |
◯ |
出版から2カ月以内(捺印必須)
※出版物(KDDI財団およびNextcom監修委員会への報告用として2部)および出金明細書を添えて提出
|
* |
現職のNextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった者の推薦状は無効とする。 |
** |
現職のNextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった者が共著者、編者、共同執筆者の場合は無効とする。 |
(B)海外学会等参加助成の事務手続・提出書類
◯→必須 △→状況により必須
提出書類(日本語に限る) |
必須 |
備考 |
申請時 |
[B1] |
助成申請書(海外学会等参加助成)(B①~B④を含む)
(※記入例) |
◯ |
|
[B①] |
自己推薦書 |
◯ |
|
[B②] |
同意書 |
◯ |
|
[B③] |
海外学会等からの採択通知/招聘通知 |
|
任意(提出が望ましい) |
[B④] |
略歴(招聘者) |
△ |
招聘する場合は必須 |
決定後 |
[B⑤] |
助成受諾書(海外学会等参加助成) |
◯ |
自署 |
[B⑥] |
助成金振込先通知書(海外学会等参加助成) |
◯ |
|
[B⑦] |
計画変更届 |
△ |
変更事項がある場合連絡必須(捺印必須) |
[B⑧] |
報告書(海外学会等参加助成)
(※記入例) |
◯ |
助成決定通知書発行日より1年以内(捺印必須)
※参加後、速やかにNextcom誌へ寄稿 |
お問い合わせ先・申請書類送付先
KDDI総合研究所 Nextcom編集部(事務局)
nextcom(アットマーク)kddi.com
*送信の際は上記の(アットマーク)を@に置き換えてください。
4.過去の実績
これまでの助成の実績
5.KDDI財団による著書出版・海外学会等参加助成への推薦に関するFAQ
1. 共通
Q1-1. 申請にはどのような書類が必要でしょうか?
A1-1. 申請書類一覧をご覧ください。(申請書類一覧は
こちら)
Q1-2. 申請はどのように行えばよいのでしょうか?
A1-2. 申請書類一式をメール添付にて事務局(KDDI総合研究所 Nextcom編集部)にご提出ください。メールアドレスは、nextcom(アットマーク)kddi.comです。*(アットマーク)は@に置き換えてください。
※個人情報が含まれますので、パスワードの設定をお願いいたします。
Q1-3. 電子ファイルで提出する場合のファイル形式は?
A1-3. Word、またはAdobe PDF(.pdf)形式でご提出ください。
Q1-4. 申請書類の締切は「必着」か「消印の日付」のどちらでしょうか?
A1-4. 「必着」です。
Q1-5. Nextcom監修委員会の推薦が受けられない場合、連絡はありますか? また、提出した書類はどうなりますか?
A1-5. 推薦されない場合も連絡を差し上げます。その場合でも、ご提出いただいた書類は返却いたしません。
Q1-6. 推薦状の書式はありますか? 推薦者の捺印は必要でしょうか?
A1-6. 推薦状の書式は任意です。推薦者の捺印、もしくは自筆サインが必要です。現任のNextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった者の推薦状は無効とします。
Q1-7. 助成に対して税金はかかりますか?
A1-7. 税務署、または税理士にご相談ください。
Q1-8.他団体の助成が決まっている場合は、KDDI財団の助成は辞退しなければならないのでしょうか?
A1-8. 他団体からの助成に対する制約はありません。他団体からの助成が決まっていても、助成を辞退していただく必要はございません。
Q1-9. KDDI財団が実施している他の助成プログラムと、著書出版助成または海外学会等参加助成は併用できますか?
A1-9. 併用できません。
Q1-10. 海外学会等参加助成に採択されたのですが、著書出版助成に申請できますか?
A1-10. 同一年度での受給はできません。事務局にお問い合わせください。
Q1-11.著書出版助成に採択されたのですが、海外学会等参加助成に申請できますか?
A1-11. 同一年度での受給はできません。事務局にお問い合わせください。
Q1-12.申請回数に制限はありますか?
A1-12. 制限はありません。過去に採択された方も申請できます。ただし、過去3年間にKDDI財団の助成プログラムに採択された実績がある申請者については、審査の優先度が下がる場合があります。
Q1-13.審査結果の詳細について教えてもらうことはできますか?
A1-13. 審査結果に関する個別のお問い合わせにつきまして、事務局は一切のお答えをしておりません。
Q1-14. 申請書の記載方法について質問や相談にのってもらえますか?
A1-14. Nextcom監修委員会の事務局であるKDDI総合研究所が、申請書に関する(形式的な)記載方法等につきご相談に応じます。時間に余裕を持ってご相談ください。
2. 著書出版助成
〔① 受付期間・申請資格〕
Q2①-1. 申請受付期間を教えてください。
A2①-1. 毎年5月1日から9月10日を予定しています。
Q2①-2. 助成の申請ができる申請対象期間を教えてください。
A2①-2. Nextcom誌に論文掲載後、5年間です。 ご不明の場合は、事務局までお問い合わせください。
なお、Nextcom誌9月号(9月1日発行)への論文執筆者は、同年度の助成申請(=同年9月10日締め切り)に申請可能です。
Q2①-3. Nextcom誌に公募論文が掲載されました。助成を申請できますか?
A2①-3. 申請できます。
Q2①-4. Nextcom誌に連名で執筆しました。全員に申請の権利がありますか?
A2①-4. 申請は1名のみとなります。複数の方が申請された場合、Nextcom誌における筆頭者の申請のみ審査対象とします。
Q2①-5. Nextcom誌に執筆をしていない研究者との共著は助成給付の対象となりますか?
A2①-5. 対象になります。
Q2①-6. 申請する著書の内容は、Nextcom誌に執筆した内容に限定されますか?
A2①-6. 限定されません。
Q2①-7. 採択(推薦)されなかった場合、再度申請することはできますか?
A2①-7. 申請対象期間であれば、何度でも申請できます。
〔② 申請書類〕
Q2②-1. 研究業績および出版予定原稿の提出方法はどうすればよいでしょうか?
A2②-1. 研究業績および出版予定原稿をメール添付にて事務局(KDDI総合研究所 Nextcom編集部)にご提出ください。メールアドレスは、nextcom(アットマーク)kddi.com です。 *(アットマーク)は@に置き換えてください。
ファイル容量が大きく、メール添付できない場合には、事務局にお問い合わせください。
Q2②-2.出版予定原稿[A②]は、論文や別刷りをまとめたもので問題ないですか?
A2②-2. 出版可能性が高いことをお示しいただくため、可能な限り完成原稿に近いものをご提出されることをお勧めします。難しい場合には、著書の根拠になる(できる限り多くの)論文等のご提出をお勧めします。
Q2②-3.研究業績[A②]は申請書フォーマット以外で提出しても問題ないですか?
A2②-3. 問題ありません。ただし、必ず一覧表を表紙につけてください。また、その一覧表に、直接、本件申請に関係ない論文が含まれる場合、関係する論文に印をつけてください。
Q2②-4.助成対象になる書籍に制限はありますか? いわゆる研究書に限られますか?
A2②-4. 規定上の制約はありません。
Q2②-5.学術雑誌も申請対象になりますか?
A2②-5. 対象になりません。
〔③ 出版予定時期〕
Q2③-1. 申請書に記載する出版予定時期は審査に影響しますか?
A2③-1. ある程度の影響は想定されます。
Q2③-2. 申請書に記載する出版予定時期に拘束されますか?
A2③-2. 拘束されます。出版期限は、助成申請書[A1]を事務局に提出した翌々年7月末ですが、実際はご自身が
助成申請書[A1]に記載した出版予定時期までに出版してください。
Q2③-3. 出版予定時期までに出版ができなくなった場合、どうすればよいでしょうか?
A2③-3. 出版予定時期の延伸は1回のみ可能です(最長3カ月)。ただし、出版期限(助成申請書[A1]を事務局に提出した翌々年7月末)までに出版できない場合は助成が取り消されます。
〔④ 献本〕
Q2④-1. 献本代は助成とは別に給付されますか?
A2④-1. 本助成は献本代を含めてのものとなります。また献本代は助成総額の30%を超えることはできません。
Q2④-2. KDDI財団やKDDI総合研究所で、著書を買い取ってもらえますか?
A2④-2. 買い取りはいたしません。
Q2④-3. 献本の送付先に制約はありますか?
A2④-3. 制約はありません。ただし、KDDI財団およびNextcom監修委員会への報告分として2部をご提出ください。
〔⑤ 申請金額〕
Q2⑤-1. 申請金額は審査に影響しますか?
A2⑤-1. 申請金額の多寡は審査に影響しません。助成申請額が助成の限度額を超える場合は、限度額を助成します。
Q2⑤-2. 申請金額は査定されますか?
A2⑤-2.1件につき200万円の助成を想定しており、助成額を減額査定することはありません。ただし、広告費等の間接経費や印税は含むことができませんので、これらが費用内訳に含まれる場合は、減額査定します。
〔⑥ 変更〕
Q2⑥-1. 執筆者を変更したいのですが、変更は認められますか?
A2⑥-1. 執筆者の変更は認められません。ただし、共著の場合、KDDI財団の承認が得られれば、申請者以外の著者を変更することは可能です。現任のNextcom監修委員会委員、および過去2年以内に同委員であった者や、KDDIグループ関係者等、本件助成申請をすることができない方に変更することはできません。
Q2⑥-2. 出版内容を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A2⑥-2. 速やかに事務局に
計画変更届[A⑨](KDDI財団様式)をご提出ください。KDDI財団で可否について審査します。
Q2⑥-3. 出版社を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A2⑥-3. 速やかに事務局に
計画変更届[A⑨](KDDI財団様式)をご提出ください。KDDI財団で可否について審査します。
〔⑦ 振込・その他〕
Q2⑦-1. 著書出版助成の振込先を大学にすることはできますか?
A2⑦-1. できます。大学事務局との調整は、助成対象者にご対応いただきますので、ご協力をお願いいたします。また、助成金全額を出版に充てていただきますようお願いいたします。大学への管理費等は支出することができません。
Q2⑦-2. 著書出版助成の振込先を出版社にすることはできますか?
A2⑦-2. 出版社には振り込めません。
Q2⑦-3. 出版社の紹介を事務局に依頼できますか?
A2⑦-3. 事務局では出版社を紹介できません。
Q2⑦-4. 出版時、謝辞などを記載する必要はありますか?
A2⑦-4. 著作物に「公益財団法人KDDI財団の著書出版助成」による出版であることを明記してください。ゲラの段階で①表紙②奥付③謝辞のコピーを事務局へご提出ください。
Q2⑦-5. 出版物について訴訟が発生しました。裁判費用や賠償金を負担してもらえるのでしょうか?
A2⑦-5. 助成対象者が自らの責任で解決してください。KDDI財団、Nextcom監修委員会、およびKDDI総合研究所は一切責任を負いません。
Q2⑦-6. 助成金振込のために口座を新規に開設する必要がありますか?
A2⑦-6. 助成金振込のために新しい口座を開設してください。口座開設の際、ご不明な点がありましたら事務局までお問い合わせください。
3. 海外学会等参加助成
Q3-1. どのような学会が助成対象になりますか?
A3-1. 「情報通信の制度・政策」に関連する社会科学系の学会への参加を想定しています。
Q3-2. Nextcomにレポートを執筆することができなくなったのですが、どうすればよいでしょうか?
A3-2. 助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
Q3-3. 航空券は、どのような種類を申し込めばよいでしょうか?
A3-3. 格安航空券・もしくはそれに準じる航空券をご利用ください。
Q3-4. 現地および国内交通費はタクシー利用を想定して申請してもよいでしょうか?
A3-4. タクシー利用を想定しての申請はできません。乗り合いタクシー、公共交通機関などを想定してご申請ください。
Q3-5. KDDI財団へ提出する報告書に、航空券半券や領収書の添付は必要ですか?
A3-5. 提出の必要はありませんが、万一に備え、領収書や航空券半券等につきましては保管してください。
Q3-6. 助成決定後、航空券代金が申請時から変更になりました。問題ないですか?
A3-6. 問題ありません。ただし、渡航期間が変更になる場合には事務局にお問い合わせください。申請時より、航空券代が高くなり、トータルで助成額を上回った場合、差額は自己負担となります。申請時より航空券代が安くなり、トータルで助成額を下回った場合、差額を返還いただきます。
Q3-7. 同じ大学のゼミから、同じ国際学会(同一の大会)に参加するため2人それぞれが申請してもよいでしょうか?
A3-7.申請できません。どなたか1名の申請としてください。 2人から申請があった場合は、先着順で審査し、1人だけをKDDI財団に推薦します。
Q3-8. 一つの発表を2人で分担して発表をするため、2名それぞれが申請してもよいでしょうか?
A3-8.申請できません。どちらか1名の申請としてください。
Q3-9. 宿泊費の規程はありますか?
A3-9.宿泊費は、原則として、所属大学または所属機関の旅費規程に準じるものとします。ただし、安全性等を考慮し、学会開催ホテルへ宿泊する場合などは、旅費規程を超える額でも認められる可能性があります。
Q3-10. 混雑期のため、大学の規程を超える金額のホテルしか予約ができませんでした。どうすればよいでしょうか?
A3-10.申請書類に理由を明記し、ご提出ください。
Q3-11. 大学の規程が分かりません。どうすればよいでしょうか?
A3-11.所属大学へお問い合わせください。もしくは、公開されている他大学のものを参考にしてください。
Q3-12. 海外学会等参加助成の振込先を大学にすることはできますか?
A3-12.できます。大学事務局との調整は、助成対象者にご対応いただきますので、ご協力をお願いいたします。また、助成金全額を海外学会参加に充てていただきますようお願いいたします。大学への管理費等は支出することができません。
〔① 海外学会に参加する場合〕
Q3①-1. 参加学会を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A3①-1. 参加学会の変更はできません。助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
Q3①-2. 参加者を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A3②-2. 参加者(申請者)の変更はできません。助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
Q3①-3. 予定した学会に参加できなかったのですが、どうすればよいでしょうか?
A3①-3. 助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
〔② 学識経験者を招聘する場合〕
Q3②-1. 招聘する学会を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A3②-1. 招聘する学会の変更はできません。助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
Q3②-2. 海外から招聘する学識経験者を変更したいのですが、どうすればよいでしょうか?
A3②-2. 速やかに事務局に
計画変更届[B⑦](KDDI財団様式)をご提出ください。KDDI財団が変更の可否を審査いたします。変更が認められた際も、助成額の増額には応じられない場合があります。
Q3③-3. 予定した学会に海外から学識経験者を招聘しなかったのですが、どうすればよいでしょうか?
A3③-3. 助成は取消となります(既に給付された助成金は全額返還していただきます)。
お問い合わせ先・申請書類送付先
KDDI総合研究所 Nextcom編集部(事務局)
nextcom(アットマーク)kddi.com
*送信の際は上記の(アットマーク)を@に置き換えてください。