KDDI research atelier 研究員がひも解く未来

研究員コラム

未来を見据え、調査分析から研究開発までをシームレスに進めるKDDI research atelierの研究員。
実証フィールドでの活動を基にした独自の視点から、未来のライフスタイルに先立つ先端・応用技術や先進事例やサービスなどについて考察します。

レコードがミュージシャンの新たな収入源に〜サブスク全盛時代のアナログな稼ぎ方

アナログレコードが売れている。日本レコード協会によると2023年のレコード生産量は270万枚で、3年前の2.5倍に増えた。レコードが売れているのはもちろん日本だけの現象ではない、米国でも、2020年には売上で、2022年には販売枚数で、レコードがCDを超えた。英国でも、16年連続でレコードの売上が伸びており、2023年には売上枚数が590万枚に達した。

第10回 これからの働き方はダブル・ハイブリッドの時代へ――オフィス+リモート、人間+AI

2020年3月にWHO(世界保健機関)が新型コロナ・ウィルス(Covid-19)のパンデミック(感染爆発)を宣言してから、早くも約4年が経過した。その間に私達の働き方は大きく様変わりし、今も変化の最中にある。国土交通省の調査によれば、リモートワーク(主に在宅勤務)経験者の8割以上がコロナ感染の終息後も(ある程度まで)その継続を望んでいる。

もう海外ブランドは選ばない、中国消費者たちの国産ブランド回帰
~国産ブランドの爆発的集客策~

近年、海外ブランドの購入をやめて国産ブランドを選び始めた中国消費者が増えてきた。要因には、品質向上や販売チャンネルの多様化、発信力の強化、経済不況に伴う低価格志向、そして米中対立による愛国心の高揚が挙げられる。それに伴い、国産ブランド間の競争も激しくなっている。勝負のカギはオンライン販売への取り組みだ。特に、ライブコマースは国産品のブランディングに成功の道を開いている。

サブスクトレンド2023番外編
〜実店舗を伴うサブスクの共通課題

このコラムのサブスクトレンドシリーズでは、サブスクの潮流変化にスポットを当ててきた。今回と次回は少し趣向を変えて、恒常的に存在するサブスクの課題に注目してみようと思う。変化するものもあれば、しないものもある。両方をおさえることでサブスクマスター(?)に近づける気がする。今回取り上げたいのは「実店舗を伴うサブスクの課題」だ。

本に魅せられて:書店・読者発の新たな価値創造の取り組み

10月末、本の街として知られる東京・神保町で開催されたブックフェスティバルに今年も行ってみた。神田古本まつりの会期中に開催されるこのイベントは、出版社のワゴンセールや、「ちよだ文学賞」の授与式、コンサートや漫才、子ども向けのおはなし会など盛りだくさんの内容で、本の一大イベントとなっている。

第9回 ミッドジャーニーなど画像生成AIを巡る著作権訴訟でクリエーターらの訴えが概ね棄却される

漫画家やイラストレーターらが「自分たちの作品が無断で画像生成AIのトレーニング(機械学習)に使われている」などとして、今年1月、これらのAIを開発・提供する業者らを訴えた。ところが今年10月末、米カリフォルニア州の連邦地方裁判所でこの集団訴訟が概ね棄却された。一体、どのような理由でクリエーター達の訴訟は(実際の裁判に入る前に)門前払いされたのだろうか?
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