日本の長距離トップランナーを見渡すと、大半が実業団に所属し、競技に専念している。一方で、フルタイムで働きながら、いわゆる余暇時間にトレーニングを重ねるトップランナーもいる。「専業」「兼業」どちらが成功するのだろうか?
昨今、スマホアプリで自分の健康や身体に関するデータを簡便かつ客観的に確認できるようになった。歩数、心拍数、体脂肪などスマホで把握できる。これらのデータはPHRとも呼ばれ、近年、研究での活用が注目されている。
今から1~5年以内に実現されそうなAGI(汎用人工知能) 前編 –– その曖昧な定義と新たな労働力としての意味
一昔前なら「単なるSF」と一笑に付された「AGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)」が、ここに来て俄かに現実味を帯びてきた。
チャンピオンスポーツの世界では、親がコーチで、子どもがトップアスリートのケースが珍しくない。興味深いことに、そのような親の中には、アスリート経験を持たないケースもある。
なぜ働いていると運動をしなくなるのか―そして運動を継続する要因は何か?―
多くの人は、働きだすと定期的に運動する機会が大きく減るのではないだろうか。実は筆者も、働きだしてから数年は、運動習慣がなくなってしまった。また周囲を見渡してみても、同じような傾向の人が多い印象であった。
大規模言語モデル(LLM)の急成長を促してきたスケール則が限界に近づく ―― 「2025年、世界のAI開発は停滞する」という説は本当か?
GPT-5は2024年にリリースされるはずだったが、それが2025年以降にずれこんだという説も聞かれる。その主な理由は、大規模言語モデル(Large Language Model: LLM)の開発を支配してきた「スケール則(Scaling law)」がそろそろ限界に近付いているからだと見られている。
大学を卒業し就職してからずいぶん月日が経ちますが、私は働きながら日常的に好きな本を読んでいます。そのため、文芸評論家の三宅香帆さんの書かれた『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が話題を集めて大変売れていると知り、驚きました。
「できるだけ労力を節約したいと云う願望から出て来る種々の発明とか器械力」は開化につながる1つの力だが、「開化が進めば進むほど競争がますます劇(はげ)しくなって生活はいよいよ困難になるような気がする」と述べたのは夏目漱石である。現代もまさにより便利に、より速くしようとした結果、生活が困難になることがある。
後編)ミュージアムのサブスク〜国内ミュージアムサブスクの飛躍に向けて
2回にわたって国内外ミュージアムのサブスク(メンバーシップサービス)に着目している。後編である今回は、独立行政法人国立美術館(以下、国立美術館)のサブスクを、欧米各館のそれと比較しながら紹介する。なお国立美術館とは、国立西洋美術館や国立新美術館を含む国内7館の国立美術館の運営主体のことである。