研究員がひも解く未来

研究員コラム

タグ:ランニング

アンチ継続論

アンチ継続論

ヘルスケア, 髙山史徳

「継続は力なり」という格言がある。何事も続けることで成果が得られるに違いない一方で、続けることが苦手な人にとって、その言葉はときに鬱陶しく、やる気を削ぐ原因にもなる。飽き性の筆者もその言葉が苦手である。今回は、70歳以降に世界のトップに君臨した男性マラソンランナー4名を取り上げることで、続けられないと悩む人に勇気を与えてみたい。

走り過ぎの貴方へ

走り過ぎの貴方へ

ヘルスケア, 髙山史徳

現代社会は、運動不足の解消を訴求する言葉で溢れている。その一方で、運動をし過ぎる弊害を耳にすることもある。どうやら運動と健康との関係は単純ではなさそうだ。 本コラムでは、生涯スポーツとして人気のあるランニングを主題材とした上で、死亡率(死亡リスク)や寿命に関する研究を紹介しながら、自他共に走り過ぎと認めるランナーに向けての私見を述べる。