将来の働き方に関するKDDI総合研究所の調査・分析をレポート化
人生100年時代の働き方戦略 ~充実して働き続けるために 今わたしたちがすべきこと~
書籍情報 | |
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形態 | 調査レポート |
ページ数 | 32ページ |
発行者 | 株式会社KDDI総合研究所 |
発行月 | 2018年6月 |
著者・内容紹介・目次
【執筆担当】
株式会社KDDI総合研究所
松本 延孝
間瀬 公太
難波 晃就
江島 啓
牛山 聡
【協力】
生活マネー相談室 代表 八ツ井 慶子 氏
エッセンス株式会社
KDDI株式会社 今西 威臣 氏
【内容紹介】
昨今、平均寿命や健康寿命の延伸を背景に、定年後の生き方に対する関心が高まっており、雑誌や新聞、書籍などでも関連する様々な話題が頻繁に取り上げられている。さらには、老後や定年後だけの問題にとどまらず、長い人生を通じてどのように生きるかという視点にも広がりを見せている。
こうした背景をふまえ、本レポートでは、特に「働き続ける」という観点で、私たちがどのような意識でどのように行動していけばよいか、現在の状況と今後の動向について述べた。
最初に、プロローグとして、これからシニア世代になる人が直面する可能性がある困難について例示している。
第1章では、定年後の生活に関する現状と今後の見通しを、主に収入と就労の観点から述べ、寿命が延びることで顕在化する個人のリスクを示した。さらに、家計面のリスクを低減させる手段として、定年後の雇用の状況を概観した。
第2章では、アンケート調査の結果にもとづき、定年後の就労に関する個人の実態と意識、人材確保における企業の実態と姿勢について明らかにするとともに、両者のギャップを分析した。
第3章では、人生100年時代に向けた新しいキャリアの在り方と、そのキャリア構築に向け私たちが取りうるアクションを整理し、成功するためのポイントとして、「環境が変わっても通用するスキルの習得」「所有するスキルの市場価値の把握」「人的ネットワークの拡大と維持」を提言した。
さらに、エピローグとして、キャリアチェンジの成功者の経験談や成功に至った理由等を、インタビューに基づき掲載した。
【目次】
プロローグ
第1章 「長生きリスク」~定年後の生活を取り巻く環境~
第2章 セカンドキャリアを巡る個人と企業の実態
第3章 人生100 年時代のキャリア構築に向けて
エピローグ