Title: | 米国におけるルーラルエリアへの無線ブロードバンド普及政策の動向 |
Updated: | 2005/11/28 |
Category: | 制度研究 |
Areas: | 米国 |
Author: | 嶋田 実 |
Tags: | Sioux Valley Wireless Vistabeam Roadstar Internet Clearwire FCC WiMAX 無線ブロードバンド MMDS ITFS 無線LAN FCC IEEE802.16 |
このレポートを読む |
米国におけるルーラルエリアへの無線ブロードバンド普及政策の動向
2004年3月、Bush大統領が、全米国民が2007年までに安価にブロードバンドサービスにアクセスできるようにするとの目標を発表して以来、ルーラルエリアにおけるブロードバンドアクセス手段として無線の重要性があらためてクローズアップされている。2004年5月、FCCは、無線ブロードバンドを普及させる政策検討のため、無線ブロードバンドアクセス・タスクフォースを立ち上げた。2005年2月、同タスクフォースは、地域事業者などへの活動の支援を骨子とする報告書を提出した。これを受け2005年3月、FCCは、ルーラルエリアなどでの無線ブロードバンドの普及を促進するため、新たに3.7GHz帯を加入者アクセス用として分配した。本稿ではルーラルエリアへの無線ブロードバンド普及に向けた米国の政策動向について紹介する。