大学を卒業し就職してからずいぶん月日が経ちますが、私は働きながら日常的に好きな本を読んでいます。そのため、文芸評論家の三宅香帆さんの書かれた『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が話題を集めて大変売れていると知り、驚きました。
研究員がひも解く未来
研究員コラム
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世界で増える「10代に向けたビジネス書」〜正解がない時代の道しるべ
最近、書店のビジネス書コーナーに、主に10代の若い人たちと、その年代の子を持つ親世代に向けて書かれたビジネス書が目に付くようになった(ここでいう「ビジネス書」とは、自己啓発本も含む広義の「ビジネス書」だ)。
10月末、本の街として知られる東京・神保町で開催されたブックフェスティバルに今年も行ってみた。神田古本まつりの会期中に開催されるこのイベントは、出版社のワゴンセールや、「ちよだ文学賞」の授与式、コンサートや漫才、子ども向けのおはなし会など盛りだくさんの内容で、本の一大イベントとなっている。