カテゴリー:畑中梨沙

イノベーションの視野を広げる「ハレとケ」の視点

ライフスタイル, 畑中梨沙

このところ健康に気遣い、食生活を見直している。半年ほど前から、一汁一菜の食事を実践し、「ハレとケ」を意識するようになった。「ハレとケ」とは、日本に古くからある時間の概念で、「ハレ」(晴れ、霽れ)は祭りや儀式、年中行事などの特別な日(非日常)を、「ケ」(褻)はそれ以外の普段の生活(日常)を表し、日本民俗学の創始者である柳田 國男 氏が見出したとされている。今回は、一汁一菜に代表される「ケ」の視点から、暮らしの豊かさについて考えてみたい。

暮らしを豊かにするタイム“コントロール”マシン

ライフスタイル, 畑中梨沙

仕事や子育てに追われ、もっと時間が欲しい、と思うことが日々ある。 そんな時にドラえもんのひみつ道具のタイムマシンや、ハーマイオニーのタイムターナーがあればと思う。 タイムターナーがあれば、同時間に複数の授業に出席できる。 時空を超えて移動をする夢のタイムマシンの実現は難しいが、タイム“コントロール”マシンのようなサービスやモノはすでにある。

捨てない暮らし

ライフスタイル, 環境, 畑中梨沙

KDDIresearchatelierでは、各分野の制約や境界を乗り越え、先進的な生活を送っている「越境走者」と新しいライフスタイルの実現を模索している。 そうした新しい取り組みに「GOMISUTEBA」というプロジェクトがある。 このプロジェクトでは、不要品を3Dデータとしてデジタル化しサイバー空間上に集約し、どこからでもそれらを素材として閲覧できる仕組みや、形の違う素材の組み立てを補助する接続パーツの考案を通じて、ごく普通の人でもアップサイクルできる社会を目指している。