サブスクトレンド2023
〜「所有しない」価値観だけではない、家具家電サブスクを押し広げるもう1つの理由
家具家電のようなモノのサブスクが増えている背景としてよく語られるのが、「所有」から「利用」へという若者を中心に見られる人々の価値観変化だ。モノを購入し所有するのではなく、毎月利用料を払って利用する新しいスタイルだ。確かにこれも背景の1つだ。しかし、家具家電サブスクの拡大の背景にはもう1つの大きな理由がある。
研究員がひも解く未来
サブスクトレンド2023
〜「所有しない」価値観だけではない、家具家電サブスクを押し広げるもう1つの理由
家具家電のようなモノのサブスクが増えている背景としてよく語られるのが、「所有」から「利用」へという若者を中心に見られる人々の価値観変化だ。モノを購入し所有するのではなく、毎月利用料を払って利用する新しいスタイルだ。確かにこれも背景の1つだ。しかし、家具家電サブスクの拡大の背景にはもう1つの大きな理由がある。
EVでの長距離運転に四苦八苦する米国のドライバーと充電インフラの現状
クルマの電動化で先行する中国や欧州諸国に続いて、米国でもEV(電気自動車)市場が急速に立ち上がってきた。 調査会社Cox Automotiveによれば、米国では今年1〜9月までにEVの新車販売台数が前年同期比で70パーセント増加した。同時期にガソリン車も含めた新車販売台数が15パーセントも減少する中、EVだけは大幅な売上プラスとなっている。
EVは本当に環境に優しいのか「ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)」や「鉱物資源の採掘による影響」など多角的な評価基準が求められる
中国や欧米を中心に加速するEVシフト。今年中には、世界で発売される新車の約1割はEV(電気自動車)になる見通しだ。米フォードが今年4月に発売した電動ピックアップ・トラックの「ライトニング(F-150 Lightning)」は事前に20万人の購入予約が入るなど、EVの人気はここに来て高まっている。しかし元々、今回のEVシフトは消費者というより明らかに政府主導であった。
日本ワインが醸すサスティナブルで新しい価値 ~生産者とボランティアが育むつながりとウェルビーイング~
「あ、おいしい」。試飲会付きワインセミナーで日本のワイン生産者の講演を聴講し、おいしいワインをいただきました。このことをきっかけに、日本のワイン産業を調査してみました。すると産業を後押しする基準づくりや拘りを持つ生産者と彼らをサポートするボランティアの存在があり、「日本ワイン」がESG的にもユニークな産業モデルになる可能性を感じました。 「日本ワイン」とわざわざ括弧で括ったのは意味があります。ワインは税法上シードル等と同じ「果実酒」として扱われますが、ラベル表示に関しては基準が定められています。
去る8月23日、KDDI総合研究所では「水上ドローンを活用した藻場調査に成功」をプレスリリースしました。藻場とは海草・海藻が生息しているエリアのことです。本コラムでは、3回に分けて実証実験の経緯や実験の裏話をお伝えしています(第1回、第2回はこちら)。最終回の今回は、実証実験本番を迎えたことや藻場への思い、実験における地域の皆様との関わりの重要性について、お伝えします。
去る8月23日、KDDI総合研究所では「水上ドローンを活用した藻場調査に成功」をプレスリリースしました。藻場とは海草・海藻が生息しているエリアのことです。本コラムでは、3回に分けて実証実験の経緯や実験の裏話をお伝えしています。前回は、藻場の役割や藻場計測に水上ドローン活用を検討した背景などを紹介しました。 第2回目の今回は、実証実験場所を鳥羽市菅島に決めた経緯や温かな菅島の皆様のこと、実証前テストでのアクシデントなどをお伝えします。
ここに来て、EVシフト(従来のガソリン車から電気自動車への移行)を促す主要国・地域の取り組みが勢いを増してきた。中でも米国の動きは顕著だ。 一足早く2035年までにハイブリッド車を含む内燃エンジン車の新車販売を禁止する方針を打ち出したEU(欧州連合)に続いて、米カリフォルニア州の環境当局も8月、このEUとほぼ同様の新たな規制案を可決した。
去る8月23日、KDDI総合研究所では「水上ドローンを活用した藻場調査に成功」をプレスリリースしました。藻場とは海草・海藻が生息しているエリアのことです。本コラムでは、3回に分けて実証実験の経緯や実験の裏話をお伝えします。第1回目は藻場の役割や藻場計測に水上ドローン活用を検討したこと、第2回目は、実証実験場所を鳥羽市菅島に決めた経緯や実証前テストでのアクシデント、第3回目は実証実験本番を迎えたことや藻場への思い、実験における地域の皆様との関わりの重要性について、です。
今、百年に一度の大変革期にあると言われる世界の自動車産業。その変化はしばしばC(Connected)、A(Autonomous)、S(Share/Service)、E(Electric)という4つの頭文字(CASE)によって表現される。 ただ、これらの変化は必ずしも一様に進んでいるわけではない。 確かにCASEの一角をなす「電動化(Electric)」は、中国や欧州を中心に電気自動車(EV)の販売台数が毎年ほぼ倍増するなど急速に進展している。