人はなぜスポーツを観るのだろうか。応援している選手がいる、住んでいる地域にプロチームがある、そのスポーツをした経験があるなど、人の数だけ理由はあるが、日常生活では得られにくい興奮が得られることは、観るスポーツの魅力に違いない。 近年ではICTを使うことで、スポーツ観戦のワクワクやドキドキを高める試みも盛んだ。
研究員がひも解く未来
研究員コラム
カテゴリー:髙山史徳
スマートフォンとSNSが普及した今日では、アスリート自身がSNSを活用してメディアやファンに直接情報を届けることが当たり前になってきた。ファンとの交流、自分自身のブランディング、試合等の集客など、SNSを駆使するアスリートも少なくない。もちろん、いいことばかりではなく、誹謗中傷など、リスクもないわけではない。科学者であり、かつ、アスリートと接する機会も多い筆者としては、アスリートにとって競技に支障を与えないSNSとの付き合い方とはどのようなものなのか、考えてみたい。