第13回 グーグルの「AI Overview(AIによる概要)」が日本でも利用可能に――検索エンジンが生成AIで生まれ変わるとき何が起きるのか?
グーグルは今年8月、それまで米国内で提供してきた検索連動型の生成AIサービス「AI Overview」を日本や英国、インドをはじめ新たに6カ国で提供すると発表した。日本でのサービス名は「AIによる概要」となる。
研究員がひも解く未来
第13回 グーグルの「AI Overview(AIによる概要)」が日本でも利用可能に――検索エンジンが生成AIで生まれ変わるとき何が起きるのか?
グーグルは今年8月、それまで米国内で提供してきた検索連動型の生成AIサービス「AI Overview」を日本や英国、インドをはじめ新たに6カ国で提供すると発表した。日本でのサービス名は「AIによる概要」となる。
第8回 対話型AIがインターネットやパソコンの基本的UIになる時代が到来
私達が日常生活や仕事などで使う基本的なソフトウエアに生成AIが浸透し始めた。グーグルは今年の9月20日(米国時間、以下同じ)、同社の対話型AI「Bard」の機能を拡張して、GmailやGoogle Docs、YouTubeなど一連の主要サービス(ソフト)と連携して使えるようにすると発表した(Bardのような対話型AIは生成AIの一種)。この拡張機能は当初、英語でのサービスから着手して、その後、日本語をはじめ多言語に対応していく予定という。
第5回 グーグルやBingなどの検索エンジンは対話型AIの導入でどう生まれ変わるか
米グーグルは今月初旬に開催した開発者向けイベント「Google I/O」で、生成AIの技術を多彩な新製品に組み込んでいくことを強調した。中でも注目を浴びたのは、同社の主力製品である検索エンジンへの取り組みだ。グーグルは検索に(生成AIの一種である)対話型AIの機能を組み込むことで、従来よりもダイレクトかつ的確にウェブ上から情報を入手できるようにする。
化学、製薬、物流――量子コンピュータは社会・経済・世界をどう変えるか
日米欧や中国など主要国・地域が競うように開発を進める次世代の超高速計算機「量子コンピュータ」。 最終目標である「誤り耐性」量子コンピュータには、少なくとも100万個以上の量子ビットが必要とされる。それが実現されるのは今から10〜20年先と見られるが、「NISQ(ノイズあり中規模量子デバイス)」と呼ばれる1000量子ビット級の量子コンピュータは2023年にも登場する見通しだ。
世界的な主要企業の量子コンピュータに対する取り組み 前編:NECとグーグル
カナダの量子スタートアップ企業D-Wave Systemsが2013年に発売した第二号機D-Wave 2は、グーグルやNASAが共同で採用するなどして世界的な注目を浴びた。