ロボットが調理する完全自動のハンバーガーショップが、いよいよサンフランシスコにオープンする。
Tech Insiderによれば、Momentum Machinesが2012年にこのロボットのプロトタイプを作ったときは、未来のレストランという期待と、人間の仕事を奪われるという不安で、世の中が騒然となった。
特にバーガーショップなどは単純な繰返し作業が多いので、ロボットを導入しやすい分野だと言われている。
トマトやピクルスをスライスしたり、パテを焼いたりひっくり返したり、バンズに挟んだり、包装したりといった一連の工程が全自動で行える。
しかも材料を最適・均一に調理して、常に一番美味しい状態で提供できる。1時間に400個のバーガーを提供できる。
そんなお店がいよいよサンフランシスコにオープンする。場所は680 Folsom Street、起業で沸くSOMA地区(マーケットストリートの南)だ。
オープンを前にCraigslistで人材を募集していた。「ロボット」とはっきり書いてはいないが、「誰でも買える値段でとびきり美味しいハンバーガーを自動的に作る」と説明している。
ロボットがすべてやるとなると、人間のやる仕事はないのではないかとも思うが、そうでもないらしい。
募集している人材の仕事内容は、在庫補充、ゴミ出し、片付け。
そんな未来がいよいよ現実になる。