T-Mobileがカリフォルニア州に合併条件の見直しを求める

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T-Mobileがカリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)に合併条件の見直しを求めた。

CPUCは4月15日にT-MobileとSprintの合併を条件付きで認める決定をしているが、その条件につき、T-Mobileは6月23日、次の3点の見直しを求めた。

  • 「2024年中に州の人口の93%に下り速度300Mbps以上のサービスを提供する」という条件は、「2026年」に修正する。その理由は「2024年」というのは単純な間違いだから。この期限は「合併手続きの完了後から6年後」という意味であり、当初合併手続きの完了を2018年と想定していたので「2024年」にしていたが、合併手続きの完了は2020年になったのだから、それに応じてこの期限も修正すべき。
  • 「1,000人以上雇用を増やす」という条件は削除する。そもそもCPUCには通信事業者に対して従業員数に関することを命じる権限はないし、たとえ権限があったとしても新型コロナで事情が変わっているのだから、この条件は削除すべき。
  • T-Mobileの5Gネットワークの構築状況の検証方法として、FCC、CETF、CalSPEEDの3つの方法で行うことを義務付けているが、3つ目のCalSPEEDは今までに議論されたこともないし、不要な方法だ。2つだけで十分であり、3つ目は重複だし余計な負担になる。

決定が出た後に事情が変わることはあるので、それを理由に見直しを求めるのは理解できないこともないが、「間違い」とか「権限がない」という理屈は今頃言い出すものではないだろうという気がする。言うならもっと早くに言え、と(CPUCの担当者なら)言いたいところだろう。

承認をもらうまでは「何でもしますのでどうか認めてください」という低姿勢で、承認をもらった後は「そんなことできるわけないだろう」と開き直る態度に見えてしょうがない。