米大統領選の結果をきっかけに、Parlerアプリのダウンロード件数が急増している。
Sensor Towerのデータによると、アプリのダウンロード件数の順位でソーシャルメディア・ニュースのParlerアプリが11月7日には第7位だったのが11月8日にはトップに躍り出た、とTechCrunchなどが報じた。
TwitterやFacebookなどの既存のソーシャルメディアによる「検閲」があまりにも激しくなったため、それに辟易したユーザ(特にトランプ支持者)が代替アプリとしてParlerに乗り換えているとのことだ。
Parlerは「Unbiased Social Media」を標榜し、検閲をせず、偏見を持たず、言論の自由を守ることをモットーにしている。玉石混交の情報が飛び交うソーシャルメディアの中で、何が正しいかの判断はユーザに委ねるとの立場だ。
それにしても、マイナーだったアプリが一夜にしてトップに躍り出るとは。
「ホンマかいな」とApp Storeを見てみると、確かにParlerが無料アプリのトップになっていた。
Google Playでもやはり無料アプリのトップにParlerが君臨していた。
面白いことに、Google Playでは似たような名前の別のアプリ「Parlor」のダウンロード数も急増しているとのことだ。スペルを間違えて別のアプリをダウンロードしてしまった人も多いらしい。