Krispy Kremeが「世界親切デー」にドーナツ1ダースを無料で配る。
11月13日は「World Kindness Day（世界親切デー）」とされている。これを祝して、Krispy Kremeではオリジナルグレーズドドーナツ1ダースを無料で配布する。
ただし11月13日の1日のみで、参加店舗において先着500人までに限られる。それでも1人につき1ダースを無料で配るのだから気前がいい。
ところで、「世界親切デー」は世界的な記念日らしいが、どの程度浸透しているのだろうか。日本ではあまりなじみがないように思うが、アメリカでもKrispy KremeからDMが来なければ知らなかったという人が多いのではないか。
Novakidによれば、「世界親切デー」は他人に親切にすることを意識して過ごす日で、1988年に日本で始まった取り組みが世界的に広がったものだということだ。
World Kindness Dayを推進しているWorld Kindness Movementによれば、1997年に東京で最初の会合が開かれて運動が発足し、1998年11月13日に「世界親切デー」が始まったとあるが、「1988年に日本で始まった取り組み」については何も言及していない。
日本では、6月13日の「小さな親切の日」の方が浸透しているのかもしれない。1963年のこの日に運動本部が発足したということなので、こちらの方が歴史は長い。
いずれにしても、常に他人に親切にすることを心掛けている人にとっては、こんな記念日は必要ない。不親切な人には毎日を記念日にしてもいいくらいだ。
そう言えば、先日、観光地の売店でこんな看板を目にした。
不親切な人には親切にしよう。一番親切を必要としている人たちなのだから。
