Sprintが端末早期買換え制度を復活


このところキャリアの料金施策関連の発表がめまぐるしい。Sprintが端末早期買換え制度を廃止したと思ったら、1週間で復活した。

Sprintは端末早期買換えオプション「One Up」を1月9日に廃止したが、1月16日には端末分割払いオプション「Easy Pay」の中で早期買換えができる制度を導入した。期間限定の臨時措置とはいいながらも、いつまでとは明言していない。

「Easy Pay」は定価の端末代金を頭金+24か月の分割で支払うもの。新たに導入した早期買換え制度は、残債を全額支払うことで、いつでも新端末に買換えができる。

今までの「One Up」や他社の早期買換えオプションと違って、既存の端末を下取りに出す必要がない。残債を全額支払うことで端末は自分のものになるのだから、下取りを強要されないのは当然だ。

Sprintにとってはいずれにしても定価の端末代金が全額支払われるので損になることはなく、それどころか端末代金が早期に回収できる可能性があるというメリットがある。ユーザにとっても新端末に買い換えたければいつでも買い換えられるというメリットがある。とは言え、あまりインパクトのある制度ではない。ないよりはましという程度だ。

ところで、「Easy Pay」が申し込めるのは、今のところSprintの特定のショップだけのようだ。まだオンラインで申し込めるようにはなっていない。Webサイトには端末ごとの具体的な頭金や月々の支払額などの詳細情報はなく、利用したければアポを取るようにとの指示があるのみだ。

SprintのWebサイトより

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