Title: | ベル系地域通信事業者 SBCのブロードバンドサービス戦略 |
Updated: | 2004/01/29 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 米国 |
ベル系地域通信事業者 SBCのブロードバンドサービス戦略
2002年末に約2,000万となった米国のブロードバンドサービス加入者数は2003年も順調に伸びている。米国のブロードバンドサービスの特徴として、CATVインターネット加入者数が全体の50%以上を占めていると同時に、DSL加入者数の急増が挙げられる。1999年末には13.4%に過ぎなかったDSL加入者の比率が、2002年末には32.6%と2倍以上になっている。その中でも、米国Yahoo!と協力して、積極的にブロードバンドサービス事業を展開しているSBCの躍進が目立つ。同社のブロードバンド加入者数は2003年1月から9月までに約100万の純増となり、Time Warnerを抜いて、全米で第2位のブロードバンドサービス事業者となった。本稿ではSBCを中心に、米国におけるブロードバンドサービスの動向を述べる。