Title: | モバイルキャリア動向 Vol.8 Cingular Wireless |
Updated: | 2005/02/26 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 米国 |
Author: | 山條 朋子 |
Tags: | Cingular Wireless AT&T Wireless SBC Communications BellSouth Verizon Wireless NTT DoCoMo Sprint Nextel Communications FCC DoJ モバイル 業界再編 合併 |
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モバイルキャリア動向 Vol.8 Cingular Wireless
米国携帯電話事業者大手のCingular Wirelessは、ベル系地域電話会社のSBCとBellSouthの移動体部門を統合して設立された合弁会社である。2004年2月、AT&T Wirelessとの間で買収に合意したCingularは、規制当局の認可を経て、同年10月26日に合併を完了、4,600万超の加入者を擁する全米1位の携帯電話事業者として再スタートを切った。しかし、今後、最大のライバルであるVerizon Wirelessとの熾烈な競争が予想され、その地位は必ずしも安泰とはいえない。本稿では、Cingularの概要とAT&T Wirelessとの合併を中心とする最近の動向について概説する。