Title: | 米国におけるPush-to-Talkサービスの動向 |
Updated: | 2005/08/29 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 米国 |
Author: | 山條 朋子 |
Tags: | Nextel Verizon Wireless Sprint モバイル PTT(Push-to-Talk) |
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米国におけるPush-to-Talkサービスの動向
Nextelが長年にわたって独占してきた米国PTTサービス市場に、2003年以降、Verizon Wireless、Sprintといった大手携帯電話事業者が参入した。強力なライバルの出現により、Nextelは脅威にさらされるとの見方もあったが、後発事業者のPTTサービスは、通話品質や接続時間・通話伝送の遅延といった点で、ビジネス利用には耐え難いものであったこと、また、ターゲットとなる顧客セグメントの絞込みなどマーケティング戦略にも失敗があったことなどから、いずれもNextelと競合できるようなレベルには至っていない。
本稿では、競合事業者参入後の米国PTT市場について概説すると共に、米国以外の市場におけるPTTサービスの導入状況についても簡単に紹介する。