Title: | 国際ローミングサービスの動向 |
Updated: | 2005/09/28 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 世界 韓国 日本 欧州 アジア |
国際ローミングサービスの動向
既に生活必需品となって久しい携帯電話であるが、国内での生活のみならず、海外出張や海外旅行時にも持参する人々が増えている。日本の携帯電話事業者による国際ローミングサービスについては、2000年4月に開始された「グローバルパスポート」が先駆けとなっていたが、2004年末にNTTドコモが国内・海外共用端末N900iGを発売したことで、3キャリアによるサービスが出揃っており、今後3社による競争が激しくなるものと思われる。一方、ローミングを基本機能とするGSMの開始後、10数年を経ている欧州では、ローミング料金の不透明性が問題になっている一方、アジアではローミングの利便性をユーザーに対する訴求ポイントに掲げたキャリアアライアンスが結成されている。