Title: | 中国の大手総合通信機器メーカ、華為と中興の海外売上が好調 ~ 対照的に民族メーカの携帯電話端末国内販売シェアは続落傾向 ~ |
Updated: | 2007/07/18 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 中国 |
Author: | 河村 公一郎 |
Tags: | 華為(Huawei) 中興(ZTE) 聯想(Lenovo) 携帯電話端末 通信機器メーカ 海外市場 国内市場 ブランド |
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中国の大手総合通信機器メーカ、華為と中興の海外売上が好調 ~ 対照的に民族メーカの携帯電話端末国内販売シェアは続落傾向 ~
中国の大手総合通信機器メーカ、華為の海外売上が好調である。2006年度の契約ベース売上に占める海外分の比率は65%となった。同社と比較される中興も、同比率は2005年の35%から2006年度は大きく上げて約50%となっており、両社にとって今や海外市場がメインである。本稿では、同比率が2007年度は7割を超えてもおかしくない華為を中心に最近の動きを概観した。
一方、民族系メーカの携帯電話端末国内販売シェアは続落傾向で、2006年度は35%を割った。ブランドイメージの影響を受けやすいコンシューマ市場での地場製ハンドセットの復権は国家的課題とも言えるが、こうしたなか聯想(Lenovo)のブランド力が更に上向いている。