Title: | 韓国のWiBro最新動向 |
Updated: | 2007/07/18 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 韓国 |
Author: | 穴田 香織 |
Tags: | SK Telecom KT KTF Samsung Electronics WiMAX 3G WiBro HSDPA CDMA2000 1x EV-DO |
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韓国のWiBro最新動向
韓国の通信事業者KTとSKTが2006年6月からWiBroを開始し1年が経過した。国内の利用者数は1万7000人に留まり、その約94%はKTユーザーである。KTは、2007年4月、WiBroのカバレッジをソウル全域に拡大したのを機に、新たな料金プランや新規端末を投入し、マーケティングを強化しているが、SKTに積極的な展開は見られない。
一方、WiBroの技術開発の中心を担ってきたSamsung Electronicsは海外展開を推進し、世界6カ国7事業者とWiBro商用化に関する契約を締結した。海外展開推進のためにも、韓国国内における順調なWiBroの普及が重要となる。
MIC(韓国情報通信部)は、バンドルサービスの規制緩和やMVNOの導入によりWiBroの普及を促進させる構えである。