調査レポート R&A

← レポート一覧へ
Title: 韓国KTのWIBRO普及状況と戦略
Updated: 2008/08/26
Category: 市場分析
Areas: 韓国

韓国KTのWIBRO普及状況と戦略

2006年6月、世界で初めて韓国で商用化された無線ブロードバンド(以下「WIBRO」)は当初の予測をはるかに下回る普及率となっている。

2008 年4月末時点でのWIBRO加入数は15万8,000回線だが、このほとんどが無料お試しキャンペーン顧客や無料のモニタリング顧客であると指摘されている。商用化から2年経った現在でもソウルと首都圏以外はサービスエリアに含まれず、使いたくても使えない状況が続いている。しかしKTはWIBROに前向きで2008年の加入目標を40万回線とし、2008年だけで1,200億ウォン(124億6,800万円)の追加投資を予定している。
KTは WIBROの加入を伸ばすため大学生を対象にした激安料金プロモーションやWIBROユビキタスキャンパス構築、WIBROを搭載したスマートフォンや PMP(Portable Multimedia Player)などの端末も発売しているが、KTの課題はやはり何よりもサービスエリアの拡大である。
KTは2008年10月にはソウルと首都圏の17都市でWIBROが使えるようにし、ネットワークの品質もWAVE2にアップグレードするとしている。韓国の通信政策を担当する省庁である放送通信委員会はWIBRO経由モバイルVoIPの導入も検討している。

このレポートを読む