Title: | ケニア、タンザニア、ウガンダ及びスーダンの携帯通信市場について |
Updated: | 2009/02/04 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | アフリカ |
ケニア、タンザニア、ウガンダ及びスーダンの携帯通信市場について
タンザニア、ケニア及びスーダンとも現在、建設が進められている国際海底ケーブル計画EASSyの陸揚国である。国際海底ケーブルと接続し、インターネット等のデジタルデバイド解消を目指しているが、固定通信インフラの整備は遅れており、競争は進展していない。一方、携帯通信分野では自由化・競争が進展している。ケニアにはZain及びVodafoneが、タンザニアにはEtisalat、Zain及びVodafoneが、ウガンダにはMTN及びZainが、スーダンにはZain、MTN及びEtisalatが市場参入を果たしている。これらの既存参入者に加えて、ケニア及びウガンダではFrance Telecomが、ウガンダではWarid Telecomが新規参入者となった。
アフリカ東海岸の携帯電話市場で、欧州、中東、南アフリカの主要携帯事業者による覇権争いがまさに開始されようとしている。