Title: | 台湾で大同電信がモバイルWiMAXを開始 |
Updated: | 2009/07/20 |
Category: | 市場分析 |
Areas: | 台湾 |
Author: | 河村 公一郎 |
Tags: | モバイルWiMAX 大同電信(Tatung InfoComm) 威邁思電信 |
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台湾で大同電信がモバイルWiMAXを開始
台湾南部を免許エリアとする大同電信が2009年4月27日、先頭を切って澎湖(Penghu)県〔=澎湖諸島〕でモバイルWiMAXサービスを開始した。2011年までに南部全体をカバーする計画である。ベンダーはStarent Networks(米国本拠)等である。
大同電信は台湾北部を免許エリアとする威邁思電信と既にローミング協定を交わしており、2009年9月からローミングサービス開始となる予定である。
大同電信が本島西方海域の澎湖県からサービスを開始したのは、政府の「M-Taiwan計画」に掲げられているデジタルディバイドの軽減に沿うものと考えられるが、2009年7月には都会の高雄(Gaoxiong)市でもサービス開始の予定である。
本稿では、主として大同電信のモバイルWiMAXサービスの内容を概観した。