調査レポート R&A

← レポート一覧へ
Title: 韓国の総合機器メーカーSamsung ElectronicsのモバイルWiMAX事業展開
Updated: 2009/09/17
Category: 市場分析
Areas: 韓国 マレーシア 台湾 ロシア サウジアラビア リトアニア クウェート

韓国の総合機器メーカーSamsung ElectronicsのモバイルWiMAX事業展開

韓国のSamsung Electronicsは、韓国独自のモバイルWiMAX技術「WiBro(Wireless Broadband)」の技術開発に取り組んできたメーカーで、当初から海外展開を視野に入れ、旧MIC(韓国情報通信部)、ETRI(韓国情報通信研究院)、KT(首位の固定電話事業者)とともに戦略的にWiBroの技術開発を進めてきた。
2009年5月28日付Samsung Electronics発表資料によると、同社は全世界20カ国24事業者とモバイルWiMAXの関連機器、ネットワーク、端末供給に関する契約を締結しており、そのうち約半数の事業者が試験サービスおよび商用サービスを提供中である。
本稿では、Samsung Electronicsをメインベンダーとし、試験サービスおよび商用サービスを提供している事業者のうち、①Mobily(Bayanat Al Oula)(サウジアラビア)、②LRTC(リトアニア)、③Scartel(YOTA)(ロシア)、④威邁思電信(VMAX Teleocm)(台湾)、⑤mada Communications(クウェート)、⑥YTL e-Solution(マレーシア)の6事業者を取り上げ、Samsung Electronicsとの契約内容、現地でのモバイルWiMAX展開状況について概観する。

このレポートを読む