Author: | 今村 一晃 |
Tags: | 医療 Society5.0 PHR |
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医療サービスとの連携を進める米国BIG4
1 本報告書の目的
本報告書では、Apple、Google、Amazon、Microsoft(以下、BIG4)の健康・医療サービスへの取組み事例及び厚生労働省の中長期施策であるデータヘルス改革の取組みなどを紹介し、健康・医療サービス参入に関する事業機会を探る。
2 概要
(1) 医療サービスとの連携を深めるBIG4
・2019年9月以降、BIG4は他社との連携や買収を通して、健康・医療サービスへの参入が活発化している。
・BIG4が取得・分析している健康・医療データは、健康計測データから医療情報、薬剤情報まで多岐にわたる。
(2) 日本の健康・医療サービスにおけるデータ活用
・Society5.0にて、データを活用した健康・医療が重要なテーマの1つとなっている。
・Society5.0を踏まえて、厚生労働省は2019年9月に「今後のデータヘルス改革の進め方」を発表、その中で、PHR(Personal Health Record)の活用がカギとなっている。
3 事業機会
・PHRの推進には、民間事業者の貢献も期待されており、事業機会として、以下の3パターンがある。①ヘルスケアデータプラットフォーム事業者、②サービス提供者、③データ提供者+サービス提供者