駅やホールなどの角に珍しい箱が置かれていることに気づいた。よく見てみると箱の中には10本前後のビニール傘がかかっており、月額もしくは24時間制でビニール傘を借りることが出来るサービスとのこと。コンビニや駅でモバイルバッテリーをレンタルできるサービスは目にすることが多いが、傘のレンタルサービスは全国的には珍しい。
研究員がひも解く未来
研究員コラム
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KDDIresearchatelierでは、各分野の制約や境界を乗り越え、先進的な生活を送っている「越境走者」と新しいライフスタイルの実現を模索している。 そうした新しい取り組みに「GOMISUTEBA」というプロジェクトがある。 このプロジェクトでは、不要品を3Dデータとしてデジタル化しサイバー空間上に集約し、どこからでもそれらを素材として閲覧できる仕組みや、形の違う素材の組み立てを補助する接続パーツの考案を通じて、ごく普通の人でもアップサイクルできる社会を目指している。
SDGsやCOP26など環境に関するニュースが毎日のように報道され、環境への関心が高まってきている。 そこで、前回のコラムでは、「環境問題では知識だけの日本人男性」として、SDGsやパリ協定といった環境に関するキーワードの認知度と環境問題への関心について述べた。 本コラムでは、その続編として、日常生活の購買において環境への意識がどのように反映されているかについて述べる。
2020年7月にゴミ袋が有料化され、同年10月には菅首相が「カーボンニュートラル宣言」を発表したことなどから、環境への関心が高まっている。 また、スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリの影響もあり、環境への意識が高いのは若者が中心という印象がある。