欧米のメディア、とりわけネットメディアはかなりあけすけに書いていることが、日本のメディアではほとんど報じられていないので、簡単にメモしておきま す。

一言で言うと、スウェーデンでの強姦容疑で国際指名手配され、ロンドンで逮捕されたジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏は、結果的に米国CIA絡みのハニートラップに嵌ったのではないかということです。あちこちで論じられていますが、ここでは英国 の高級紙で、ウィキリークスと組んで積極的に米外交文書の報道を主導しているガーディアンの記事から紹介します。執筆した記者は「この記事はスウェーデン警察のリーク、および告発したMiss A(本名はAnna Ardin 以下A)がスウェーデンの新聞に語ったものに依っており、これらはin the public domainだ」としています。以下はその記事のエゲツない部分の抄訳です。

ーーーアサンジ氏はスウェーデンで左翼グループで講演するためにAに招かれた。Aはアサンジ氏に自宅に滞在するように提案、イベント前夜、一緒に 寝た。その時、コンドームが破けた。翌日のイベントにもう一人の告発人となるMiss W(Sofia Wilen 以下W)が現れ、アサンジ氏といちゃつき、映画館へ行って彼女がオーラルセックスをし、その晩は一緒に寝てセックスをし、翌朝もした。

ーーーその後、アサンジ氏は去ったが、二人はストックホルム警察に出向き、アサンジ氏を被告にする相談をした。その時、Aはアサンジ氏がコンドームを破いたと話したと思われる。Wは合意なしに防御なしのセックスをしたと。警察はAについては性的虐待、Wについては強姦にあたるとした。

ーーーDaily MailはAについて熟練のフェミニスト戦士と書いた。彼女は大学の男女平等オフィサーであり、狂信的フェミニストという声もある。彼女は米国のスウェーデン大使館で働いたことがあり、2007年には「カストロ死後のキューバの展望」という論文を書いている。これが、彼女がCIAのエージェントであり、ハニートラップを仕掛けたという見方になっている。あるブロガーは「アサンジは偶然、スウェーデン女性に会い、その女性は偶然にも金のあるアンチカストロ団体から出版し、その団体は偶然にもCIAエージェントと言われている人物にひきいられている、というわけか」と書いている。

大体、こんな感じですが、ほかの情報を総合すると、要するに「コンドーム」が問題になっているようです。「意図的に破いた」とか、「使わなかった」とか。なんか馬鹿馬鹿しい気もしますが、権力というのはどんなことでも捕まえる理由にするんだな、という意味でムリムリ書き残すことにしました。他に、もっと直接的にCIAの関与を示唆するものとしては、ネットメディアRaw Storyの記事がかなり思い切って書いていますので、関心のある方はどうぞ。