Title: | OECDの「情報経済を計測する」を読む |
Updated: | 2003/04/28 |
Category: | 市場環境分野 |
Areas: | 世界 |
OECDの「情報経済を計測する」を読む
OECDは富裕国のサロンというような皮肉な見方をされることがあるが、全世界の経済の発展のために先進国が尽力すべきであるという立場から、種々の政策宣言や勧告を発出したり、報告書や統計資料を発表したりしている。特に情報通信関係については従前はICCPが中心となって各種の資料を発表していたが、最近は科学・技術・産業局がリーダーとなって経済アウトルックなどのアウトルック・シリーズや各種の報告書を発表している。そのような活動の一環として、2002年10月末に「情報経済を計測する」と題するユニークな報告書を発表した。全文は約100ページに及ぶものであるが、その概要を紹介する。