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Title: 中国の携帯電話機メーカの現状及び海外展開の動向について
Updated: 2005/02/26
Category: 市場分析
Areas: 中国

中国の携帯電話機メーカの現状及び海外展開の動向について

2004年12月に中国のパソコンメーカ最大手聯想がIBMのパソコン事業の買収に合意したと発表した。また、自動車会社大手の上海汽車がMG Roverの買収を検討していることも2004年11月に報道された。一方、世界最大の加入数を有する市場をベースに成長した携帯電話産業においても携帯電話機メーカが積極的に端末を輸出し始めるなどの動きが出てきている。上海汽車や聯想のように海外の有力企業そのものや一事業部門を買収するまでにはいたっていないものの、携帯電話機メーカ大手のTCL移動通信がAlcatelと合弁会社を2004年8月に香港に設立、その合弁会社にAlcatelの携帯電話事業部門が吸収されるなど、着実に中国メーカの存在感は増している。本稿では、中国の携帯電話機メーカの現状及び海外展開に関する動向を概観する。

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