Title: | 豪・NZのアクセス分離をめぐる動き |
Updated: | 2006/09/20 |
Category: | 制度研究 |
Areas: | オーストラリア ニュージーランド |
Author: | 近藤 麻美 |
Tags: | Telstra Telecom New Zealand DCTIA ACCC Commerce Commission ブロードバンド アクセス分離 アンバンドル |
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豪・NZのアクセス分離をめぐる動き
オーストラリアとニュージーランドの両国で、ドミナントキャリアの回線ホールセール事業とリテール事業を分離する動きが進んでいる。豪政府は6月下旬、Telstraの運営分離計画「Operational Separation Plan」を承認した。OSPに基づき、Telstraはホールセール顧客および自社のリテール部門に対するサービス品質の同等性の確保、ホールセール顧客情報の保護方法、TelstraのOSP履行状況の監視体制等に関する戦略を策定し、実行する。ニュージーランドでは同時期にTelecom New Zealandが、“自発的に”同社のホールセールとリテールの各事業の分離を進めると発表した。さらにローカルループのアンバンドル義務を盛り込んだ、通信法の改正も始まっている。